カスタム計算ファイルの構文のチェック

解析メソッドでカスタム計算(CC)ファイルを使用したり結果を計算する前に、カスタム計算ファイルの構文が正しいかどうかチェックすることを推奨します。

リボン内の[ファイルのチェック]をクリックします。

以下のチェックが実行されます。

  • Microsoft Visual Basic の基準に従って各計算の構文を検証します。

  • 定数ファイルが定義されている場合、このファイルの有無および構文もチェックします。

  • カスタム計算が他のカスタム計算を参照している場合、巡回冗長検査します。

エラーが検出されない場合、成功のメッセージが表示されます。エラーが検出された場合、そのカスタム計算の名前と、検出されたエラーが表示されます。

メッセージの 2 番目の部分(End of statement expected など)は Microsoft Visual Basic によって作成されています。このためユーザーに分かりにくく、日本語に翻訳されていない場合があります。

これは、特定のデータでカスタム計算が計算できない場合に発生することがあります。[ファイルのチェック]は、こうしたタイプのエラーを検出できません。

たとえば、同定された 2つの特定化合物の量の比を計算したいが、1 つの化合物はデータ内で同定されていない場合です。このエラーは、再解析中にのみ検出されます。エディターが結果セットを参照しないからです。