カスタム計算(CC)の結果はシーケンスレベルで処理されます。つまり、次のようなときに計算されます。
OpenLab Data Analysis でのデータ解析中
シングル注入データ、または結果セット(シーケンス)の形式外で測定されるデータを使用して、カスタム計算結果が各注入データに対して別々に計算されます。現在の注入データの結果でカスタム計算することができます。
結果セットとして注入データが測定されると、結果セットレベルでカスタム計算されます。これらは以下の場合のみ計算されます。
結果セットのすべての注入データが一緒に再解析または再定量されている(再解析または再定量の前に結果セットのすべての注入データを選択するか、[すべて再解析]をクリックします)。
カスタム計算ファイルが結果セット内で固有である。結果セットの注入データはさまざまな解析メソッドと関連付けることができますが、すべてのメソッドは、同一のカスタム計算ファイルを参照する、または埋め込むようにしてください。
OpenLab Acquisition でのデータ測定中
シングルランでは、カスタム計算結果が各注入データに対して別々に計算されます。
シーケンスランでは、一部の結果が各分析の最後に計算されます。
カスタム計算ファイルは解析メソッドに関連付けられるか埋め込まれます。カスタム計算は、結果の解析中、再解析中または再定量中に計算されます。測定中に計算するには、シーケンステーブルに解析メソッドファイルを選択するか、またはシングルサンプル分析では他の測定パラメータと一緒に解析メソッドを選択してください。
データ解析では、カスタム計算結果はマニュアル操作(マニュアル積分またはマニュアル同定)の後に計算されません。これらの結果を計算するには、マニュアル操作を行ってから注入データを再解析または再定量する必要があります。