ブラケットキャリブレーションでは、サンプルがプレサンプルキャリブレーションとポストサンプルキャリブレーションでブラケットされます。開始ブラケットと終了ブラケットの間のキャリブレーション標準がまず解析され、それから検量線が計算されます。その後、この検量線を使用して、このブラケットのサンプルが計算されます。
カスタムを除くすべてのブラケットモードでは、すべての開始ブラケットに対して、検量線をすべて消去操作が自動的に実行されます。カスタムブラケットモードでは、必要に応じてタイプを検量線をすべて消去に設定できます。
ブラケットは、注入リストウィンドウで設定されています。さまざまなブラケットモードが存在します。
全体
検量線は、シーケンス中の最初から最後のすべてのキャリブレーションサンプルで計算されます。検量線の計算後、すべてのサンプルが再解析されます。
オーバラップなし
シーケンス内に少なくとも 3 つの標準セットがあり、中間のセットには少なくとも 2 つの標準が必要です。シーケンスの中間にある標準セットは、それぞれ 1 つのブラケットにのみ使用されます。
中間の標準セットが 2 つより多い場合は分割され、先行するブラケットと後ろに続くブラケットに割り当てられます。中間の標準の数が奇数の場合、先行するブラケットに 1 つ多い標準が割り当てられます。
オーバラップ
シーケンス内に少なくとも 3 つの標準セットが必要です。シーケンスの中間にある標準は、2 つのセットのブラケットに使用されます(先行するセットと、後ろに続くセット)。
カスタム
必要に応じてブラケットを作成します。タイプでは、どのキャリブレーションレベルを消去するかを、各キャリブレーションサンプルごとに選択できます。タイプを選択しなかった場合は、ブラケットはその先行分とで平均されます。
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