リテンションタイム更新

解析メソッド内の予測リテンションタイムは、補正済みの予測リテンションタイムが計算されたあとで、同定されたすべての化合物またはタイムグループのリテンションタイム更新のタイプ(なし、各実行後、またはキャリブレーション後)に基づいて自動更新されます。補正済みの値に基づいて化合物を検出できた場合は、その補正済みの値がメソッド内の新しい予測値になります。

リテンションタイムの更新は、タイムリファレンスを使用するしないに関わらず適用できます。

注記

リテンションタイムの更新が各実行後またはキャリブレーション後に設定されている場合は、すべての注入が順番通りに処理されます。メソッドの変更はその次の注入から適用され、キャリブレーション以外の注入の並行処理は実施できなくなります。

分析中のリテンションタイムの更新に加えて、すべてのリテンションタイムを指定した値だけ手動でシフトすることもできます。

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