スライダーを使用した最適化

スライダーを使用する 3 つの基本的な積分パラメータと、ピーク分離モードのオプションで最適化します。

選択したインテグレータに応じて、以下の積分パラメータのスライダーを使用できます。

  • ChemStation インテグレータ

    ピーク幅:ステップスライダー。積分に実際に影響するサイズのステップがアプリケーションにより選択されます。

    スロープ感度:連続スライダーでシグナルスロープのスレッショルドを定義します。

    値を大きくするほど、ピークとして認識されるシグナルスロープが大きくなるため、検出されるピーク数が少なくなります。

    ピークリジェクト:面積(デフォルト)または高さでピークをリジェクトできます。初期値は、最初のステップで指定した最小ピークの 80% です。スライダーで 2 つの値、面積リジェクト高さリジェクトのどちらを調整しても、もう一方の積分パラメーターも自動的に調整され、積分イベントテーブルで編集できます。

    ピーク分離モード:ベースライン分離していないピークの積分方法を選択します。ガウススキム、指数曲線スキムおよび直線スキムの場合、スキム比の調整もできます。ChemStation インテグレータの場合、メソッドのすべてのシグナルにピーク分離モードが適用されます。

  • EZChrom インテグレータ

    :ステップスライダー。積分に実際に影響するサイズのステップがアプリケーションにより選択されます。

    スレッショルド:この値を使用して、ピークの開始と終了がベースラインノイズとドリフトから区別されます。

    最小面積:初期値は、最初のステップで指定した最小ピークの面積の 80% です。

    ピーク分離モード:ベースライン分離していないピークの積分方法を選択します。

スライダー値の範囲は、選択データに基づいて、または既存の解析メソッドに基づいて自動的に設定されます。

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