サブセクションの最適化

積分の最適化では、クロマトグラムの狭い時間範囲に対してのみ 3 つの基本的なパラメータを(スライダーを使用して)最適化できます。この時間範囲は、一般的なパラメータとは独立して最適化されます。

  1. 新しい個別な積分領域のマーカーを表示するには、ツールバーの をクリックします。

  2. マウスを線に重ね、必要な開始および終了位置へ線をドラッグします。

    領域に追加した新しい積分タイムイベントを確認するには、 をクリックします。タイムイベントがクロマトグラムに表示されます。

    注記

    個別な積分領域の最適化中は、タイムイベントをグラフィカルに編集することはできません。

  3. スライダーを使用して、この領域内のシグナルを最適化します。

    対応するタイムイベントが追加されます。

    注記

    スライダーを使用すると、対応するタイムイベントの開始から終了までの領域は保持されます。

    個別な積分領域に同じパラメータのタイムイベントがすでに複数含まれている場合、これらは削除されます。代わりに、個別な積分領域の終了時間に新しいタイムイベントが追加されます。この新しいイベントは、そのリテンションタイムで積分パラメータの元の値に復元されます。

  4. この領域の設定を保存するには、ツールバーの をクリックします。

    または:変更を破棄するには、最初に変更を保存せずに をクリックします。

  5. 領域に作成した新しい積分イベントを確認します。タイムイベントが表示されない場合は、 をクリックして表示します。

    領域のタイムイベントの開始時間は、スライダーを使用して選択した値に設定されます。領域の終わりには、タイムイベントがパラメータを以前の値に戻します。

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