キャリブレーションポイントの重み付け

異なるキャリブレーションアマウントでのレスポンスの変動を補正するために、検量線の作成に使用するさまざまなキャリブレーションポイントの相対的な重み付け（または重要度）を指定することができます。

重み付けをコントロールするパラメータは［重み付け方法］です。デフォルトでは、すべてのレベルの重み付けが同じになり、各検量線の最大の重み付けが１にノーマライズされます。

以下の重み付けファクタが利用できます。

なし

すべてのキャリブレーションポイントの重み付けが同じになります。

wt = 1

ここで、
wt	キャリブレーションレベルの重み付けファクタ

1/アマウント

キャリブレーションポイントは 1/アマウントのファクタで重み付けされ、最大の重み付けファクタが１となるように最小アマウントに対してノーマライズされます。原点が含まれる場合は、その他の各キャリブレーションポイントの重み付けの平均値が原点に割り当てられます。

ここで、
現在のアマウント	レベル アマウント
最小（アマウント）	検量線に使用したすべてのポイント（レベル）のなかで最も低いアマウント
wt	キャリブレーションレベルの重み付けファクタ

1/アマウントスクウェア

キャリブレーションポイントは 1/アマウント²のファクタで重み付けされ、最大の重み付けファクタが１となるように最小アマウントに対してノーマライズされます。二次のキャリブレーションポイントの重み付けは、たとえばキャリブレーションポイントの広がりを調整するために使用することができます。これにより、一般的に正確に測定できる原点に近いキャリブレーションポイントに対して、広がりを持つ可能性のある原点から遠いキャリブレーションポイントよりも高い重み付けを与えることができるようになります。

ここで、
現在のアマウント	レベル アマウント
最小（アマウント）	検量線に使用したすべてのポイント（レベル）のなかで最も低いアマウント
wt	キャリブレーションレベルの重み付けファクタ

1/レスポンス

キャリブレーションポイントは 1/レスポンスのファクタで重み付けされ、最大の重み付けファクタが１となるように最小レスポンスに対してノーマライズされます。原点が含まれる場合は、その他の各キャリブレーションポイントの重み付けの平均値が原点に割り当てられます。

ここで、
現在のレスポンス	レベルレスポンス
最小（レスポンス）	検量線に使用したすべてのポイント（レベル）のなかで最も低いレスポンス
wt	キャリブレーションレベルの重み付けファクタ

1/レスポンススクウェア

キャリブレーションポイントは 1/レスポンス²のファクタで重み付けされ、最大の重み付けファクタが１となるように最小レスポンスに対してノーマライズされます。二次のキャリブレーションポイントの重み付けは、たとえばキャリブレーションポイントの広がりを調整するために使用することができます。これにより、一般的に正確に測定できる原点に近いキャリブレーションポイントに対して、広がりを持つ可能性のある原点から遠いキャリブレーションポイントよりも高い重み付けを与えることができるようになります。

ここで、
現在のレスポンス	レベルレスポンス
最小（アマウント）	検量線に使用したすべてのポイント（レベル）のなかで最も低いレスポンス
wt	キャリブレーションレベルの重み付けファクタ