単位および変換係数

外部的には、データはデータポイントのセットを含んでいます。これらはサンプリングされたデータか、または積分されたデータです。積分されたデータの場合、各データポイントは高さ x 時間と表される面積に対応します。サンプリングされたデータの場合、各データポイントは高さに対応します。

したがって積分されたデータの場合、高さは計算された実体であり、前のデータポイントから経過した時間で面積を割ることによって得られます。サンプリングされたデータの場合、直前のデータポイントから経過した時間をデータに掛けることで面積が計算されます。

積分の計算は、両方の実体を使用します。インテグレータの内部で使用される単位は、面積の場合は[検出器レスポンス × 秒]、高さは[検出器レスポンス]です。これは、必要に応じて整数に丸めるための、共通の基盤を用意するためです。時間、面積、高さの測定値は、ソフトウェア内でどのように測定、計算、保存されているかにはかかわりなく、実際の物理的な単位でレポートされます。