ChemStation データのインポート

結果が ACAML 形式で保存されていない、古いバージョンの ChemStation や、互換性のあるデータ形式を作成するその他のソフトウェアからデータをインポートできます。データ解析 で、古いデータファイルから新規結果セットを作成します。

サポートされているソフトウェアおよびバージョン:

  • GC/LC/CE/ADC 用 OpenLAB CDS ChemStation Edition、B.01.01 以降

  • LCMS 用 OpenLAB CDS ChemStation Edition、B.04.01 以降

    BSB 補正ファイル(バックグラウンド減算ベースライン)はサポートされていません。

  • GCMS 用 MSD ChemStation、E.02.02 以降

    注記: GCMS 用 MSD ChemStation では、ChemStation インテグレータと RTE インテグレータの 2 つのインテグレータを提供しています。この特定の ChemStation インテグレータは、OpenLab CDS の ChemStation インテグレータより約 10 倍大きい面積カウントを返します。RTE インテグレータは、OpenLab CDS と一貫性のある面積カウントを返します。

  • MassHunter、B.07.00 以降(MassHunter ChemStation データ形式)

    MassHunter は複数のインテグレータを提供しています。これらのすべては、OpenLab CDS と一貫性のある面積カウントを返します。

準備

  • 以下で説明する手順には、プロジェクト管理 > プロジェクトコンテンツの編集およびデータ > 生データのインポート権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  1. データ選択ビュー:インポート/エクスポートリボンタブから、生データのインポート をクリックします。

  2. PC のローカルファイルシステムでダイアログが開きます。ChemStation データを参照し、インポートする .D フォルダー を選択します。Ctrl キーまたは Shift キーを押しながら、複数のアイテムを選択します。

  3. 新規結果セットの作成ダイアログで、注入データの順序を調整するか、個々の注入データを削除します。

    新規結果セットの解析メソッドを指定します(オプション)。新規結果セットの名前と保存先を確認します。

  4. 既存の解析メソッドを選択しなかった場合、新規解析メソッドの作成ダイアログが開きます。ここで、新しいメソッドを作成できます。メソッドをデータに関連付けてるが、まだ解析しない(関連付け)、新規メソッドでデータを関連付けて解析する(関連付け&解析)、またはデータに関連付けるメソッドを作成しない(メソッドなし)を選択できます。

注入パラメータおよび生データのみインポートされます。インポートされる注入パラメータには以下が含まれます。

  • サンプル名

  • バイアル番号

  • 注入回数

  • オペレーター

  • 機器名

  • 注入日時

  • 測定メソッド名(ある場合)

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