解析中の警告

解析中に警告やエラーが発生する場合があります。警告やエラーは、注入データツリーで次のような記号で示されます。

警告

データファイルが解析できませんでした。データファイルに解析メソッドが関連付けられていません。

解析が停止したか、エラーが発生しました。

警告が発生すると、アプリケーションは結果の一部しか計算できません。たとえば、ピークの 1 つが予測された領域で発見されなかったり、ポイント不足のためキャリブレーション式が計算できなかったりする場合です。

エラーが発生すると解析は停止し、結果は計算されません。

以下のセクションでは、いくつかのエラーとそれらの考えられる原因を示しています。

メソッドが読み取り専用

考えられる原因	推奨される措置
システムが読み取り専用の結果セットメソッドを更新しようとしている	読み取り専用の結果セットメソッドを新しい名前で保存し、新規メソッドを注入データに関連付けてください。その後、再度解析してください。

スペクトル：高いベースライン値

考えられる原因	推奨される措置
ノイズが大きすぎる	システムをチェックしてください。ベースラインのノイズは、フローセルの汚れ、古い重水素ランプ、移動相中の気泡、圧力が不安定であることなどの原因が考えられます。