ピークパフォーマンスは、読み込まれたデータの積分ピークで計算でき、新しくマニュアル積分されたピークでも計算されます。アプリケーションは内部で計算されるピークモデルリテンションタイムを使用して、ピーク特性およびカラムパフォーマンスの値を計算します。そのため、注入結果、クロマトグラム、またはレポートに表示されるリテンションタイムとはわずかに異なる場合があります。ピークモデルリテンションタイムはレポートできます(レポートのヘルプのシステムスータビリティ用のデータフィールドを参照、または PeakModelRT を検索)。
注記
以下の図で示され、ピークインテグレータによって決定されたリテンションタイム(RT)は、必ずしも最も高いデータポイントに関連付けられているわけではありません。リテンションタイムは通常、放物線補間モデルを用いて計算されています。つまり、リテンションタイム(RT)は最も高いデータポイントのリテンションタイムより小さいか大きい可能性があり、その高さも最も高いデータポイントより高いか低い可能性があります。
ピークモデルリテンションタイムは、ノイズの干渉を避けるため、シグナルをスムージングすることで計算されます。この後、ピークの RT に最も近い、最も高いデータポイントが決定されます。このデータポイントの RT がピークモデルリテンションタイムとして使用されます。
場所
RT |
注入結果に表示されたリテンションタイム |
A |
パフォーマンスの計算に使用されるピークモデルリテンションタイム |
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