真空排気は、MS の電源をオフしたときに実行します。
MS ベントバルブを時計方向に回して閉めます。
MS の電源コードを、アース処理されたコンセントに差し込みます。
MS の電源スイッチをオンにします。
アナライザ四重極ドライバボードの金属ボックスを軽く押して、正しく密閉されていることを確認します。
OpenLab データ測定プログラムを開始します。MS が複数のイオン源タイプ用にコンフィグレーションされている場合、現在インストールされているイオン源タイプを選択するように求められます。画面の指示に従って、インストールされているイオン源タイプをクリックします。
前のステップで選択したイオン源が現在のメソッドのチューニングファイルで使用しているイオン源と一致しない場合は、正しいイオン源タイプを持つメソッドを入力するように求められます。イオン源タイプに対して正しいメソッドを読み込みます。
[メソッド] > [MSD] > [ベント/真空排気]をクリックし、チューニングコントロールを要求します。このウィンドウから真空排気をモニタできます。
トランスファラインヒーターと GC オーブンをオンにします。終了したら、[OK] をクリックします。
イオン源およびマスフィルタ(四重極)ヒーターがオンになります。温度設定は現在のオートチューニングファイルに保存されています。真空排気ステータスが表示され、「MSD の実際のパラメータ」と「真空排気の完了に必要な基準」との比較が表示されます。
MS の真空排気が基準を満たしたら、MS が熱平衡化するまでさらに2時間待ちます。MS が熱平衡に達する前に測定されたデータは再現できない場合があります。
MS をチューニングします