OpenLab での GC と GC/MS のコンフィグレーション

  1. GC と GC/MS 機器を OpenLab CDS に追加します。

  2. 両方の機器の電源が入っており、OpenLab コントロールパネルで指定したのと同じネットワークに接続されていることを確認します。

  3. コントロールパネルで、機器を選択し(この例の場合、My GCMS)、[機器コンフィグレーション]をクリックします。

  4. 選択可能なモジュール]の下から、機器に含まれているコンポーネント(例えば、[Agilent 597x MSD]と[Agilent 7890 GC])をダブルクリックします。これにより、両方のモジュールが[使用するモジュール]に移動します。

  5. 使用するモジュール]で、各モジュールをダブルクリックして、モジュールのコンフィグレーションを表示します。「MSD をコンフィグレーションするには」と「GC をコンフィグレーションするには」を参照してください。

597x MSD をコンフィグレーションするには

Agilent 597x MSD のコンフィグレーションボックスは、以下のボックスのようになります。

  1. 強調表示されているボックスに、機器の IP アドレスを入力します。



  2. MS コンフィグレーション入手]をクリックします。必要であれば、ファームウェアの更新の詳細について、「ファームウェアの更新」を参照してください。

  3. カラムが適切な検出器にコンフィグレーションされていることを確認します。(この例では GC フロント注入口が選択されています。)GC が MS と一緒にコンフィグレーションされていない場合は、このボックスでは[その他]を必ず選択してください。

  4. 機器に取り付けられているイオン源を選択します。(EI、CI、または HES)

  5. アナライザのサイドドアに記載された四重極の DC 極性が、このイオン源に対して正しいことを確認します。

  6. 機器にガスコントローラがある場合、[ガスコントロールのコンフィグレーション]をクリックして、コントローラタイプとガスコンフィグレーションを定義します。

    機器にガスコントローラがない場合は、このステップを省略してください。




    表示される[ガスコントロールのコンフィグレーション]ダイアログは、イオン源に基づいています。

    イオン源のコンフィグレーションの詳細については、以下のいずれかを参照してください。

    JetClean を使用する CI イオン源のコンフィグレーション(597x)
    JetClean を使用する HES または EI イオン源のコンフィグレーション(597x)
    JetClean を使用しない HES または EI イオン源のコンフィグレーション(597x)

  7. ガスコントロールのコンフィグレーションを完了すると、再度この画面に戻ります。[OK]をクリックして、コンフィグレーションを完了します。

 

GC をコンフィグレーションするには

  1. この機器の IP アドレスを入力し、必要に応じて GC 名とメモを入力します。
  2. GC コンフィグレーション入手]をクリックします。
  3. [OK] をクリックします。

  4. [コンフィグレーション]タブで入力内容を確認します。

    [キーパッドのロック]では、以下のオプションのいずれかを選択できます。
      • [分析中にキーパッドをロック] - 分析の実行中は GC キーパッドを無効にします。
      • [ソフトウェアコントロール時にキーパッドをロック] - ソフトウェアの機器セッションを起動中は GC キーパッドを無効にします。
      • [キーパッドをロックしない] - GC キーパッドを常に有効にします。

    [手動リクエストによるプレラン] - 通常、データシステムはすべての分析の開始時に Prep Run コマンドを送信します。このコマンドによって、分析の開始前に GC の準備が整うようにします。


  5. [リソースの管理機能]タブで、[機器スケジュール]ドロップダウンリストから、この機器の使い方に対する適切なオプションを選択します。機器がアクティブではない間、ガスおよび電力の消費を低減するのに役立ちます。
    [時計の同期]オプションは、GC の時計と、HS などの関連する機器の時計を、PC の時刻に合わせる場合に使用します。


  6. 入力が完了したら、[OK]をクリックします。