リテンションタイムが早くなったときのリテンションタイムのドリフト

カラムが短くなっている

注入口または検出器のインターフェイスにカラムを取り付けるたびに、少しだけ切断します。これによりカラムが短くなっていき、リテンションタイムが早く(短く)なります(特に短めのカラムで)。

オーブンの初期温度が上がった

オーブンの初期温度をチェックします。上がっていないことを確認します。オーブンの初期温度が上がると、すべてのコンポーネントのリテンションタイムが早く(短く)なります。

カラムが古くなっている

カラムがこれまでに処理した注入回数を調べます。カラムがどれだけもつかについて、決まったルールはありませんが、カラムの液相は徐々に少しずつ緩まります。これにより、リテンションタイムが早く(短く)なります。