[キャリーオーバー低減]機能は、Chip Cubeの注入用流路を、異なる 2 種類の溶媒(たとえば有機物含有量の高い溶媒と低い溶媒)で、可能な限り高い流量でフラッシュします。有機物含有量の高い溶媒は、キャリーオーバー低減パラメータで指定されます。フラッシュサイクルは、Chip Cube バルブが[濃縮]から[分析]に切り替わり、トラッピングカラムが注入用流路になくなるとただちに開始されます。
[キャリーオーバー低減モード有効]チェックボックスをオンにすると、キャリーオーバー低減パラメータがアクティブになります。
[洗浄サイクル]の回数を指定します(1 ~ 10)。各洗浄サイクルは、有機物含有量の高いフラッシュと、それに続く有機物含有量の低いフラッシュで構成されます。
有機物含有量の高いフラッシュを提供するには、溶媒 A と溶媒 B に使用するチャンネルを選択します。このフィールドには溶媒 B のパーセンテージを指定します。溶媒 A は(100-%B)となります。