ピーク幅 (LC モジュール DAD)

[ピーク幅]では、分析のピークの幅(レスポンスタイム)を選択できます。ピーク幅は、ピークの半分の高さにおけるピークの幅(分単位)として定義されます。ピーク幅をクロマトグラムで予想される最も狭いピークに設定します。ピーク幅に応じて、DAD の最適なレスポンスタイムが設定されます。ピーク検出器では、設定されたピーク幅よりかなり狭いピークまたは広いピークは無視されます。レスポンスタイムは、入力ステップ機能に応答する出力シグナルの 10 ~ 90% の時間です。スペクトル保存のオプションで [すべて] を選択した場合には、このピーク幅の設定に基づいて、連続的にスペクトルが取得されます。ピーク幅で指定した時間は、スペクトルの取得の際にファクターとして使用されます。スペクトル 1 つあたりの取得時間は、ピーク幅を 8 で割った時間よりやや短くなり、0.01 秒以上 2.55 秒以下となります。

リミット: ピーク幅 (分単位) を設定すると、以下の表のように、対応するレスポンスタイムが自動的に設定され、シグナルやスペクトルの取得速度にも適切な値が選択されます。

G7117A/CG7117A/C

G7117BG7117B

G7115AG7115A

G4212AG4212A

G4212BG4212B

G1315A/B/DG1315A/B/D

G1315CG1315C

HDR-DAD クラスターHDR-DAD クラスター