G1364D 低流量フラクションコレクタにスポッティングオプションを使用すると、フラクションコレクタのニードルの移動に加えて以下の情報が適用されます。
このモードはスポッティング操作に推奨されるモードです。
このモードを使用すると、プレートとニードルの間の間隔はスポット容量/高さに応じて増加します。プレート表面上のニードルチップの間隔は、流量、スポットサイズ、およびスポット開始時の z 軸のオフセットに依存します。
[距離]パラメータによって、MALDI プレートと各スポット開始時のニードルチップの間のオフセットが決まります。このパラメータにより、スポッティングプロセスの微調整が可能になります。
正の値はオフセットの増加を意味します。
負の値はオフセットの減少を意味します。
接触コントロールの[距離]パラメータのように、メソッドの[補助設定]の[マイクロ設定]セクションで[接触コントロール調整]設定を使用してスポッティングプロセスを最適化することができます。
[距離]パラメータまたは[接触コントロール調整]パラメータを使用したニードルの再配置は、注意深く行う必要があります。ニードルのオフセットを減らすと、ニードルを MALDI ターゲットに突き刺す可能性があります。 |
ニードルが、精度キャリブレーション手順で調整されたようにプレート上に置かれます。ニードルは、指定の深さでフラクションロケーションの中に移動します。デフォルトの深さの値は 0.0 mm に設定されています。
[ロケーション]へのニードル移動は連続フローと併せて操作できません。 |
この移動は、スポッティングアプリケーションには推奨しません。