ストップタイム (LC モジュール フラクションコレクタ クラスター)

[ストップタイム]では、フラクションコレクタまたはフラクションコレクタ クラスターが分析を停止する時間を設定できます。

リミット: 0.01 ~ 99999.00 min または[ポンプ/インジェクタと同期](Agilent ポンプまたはインジェクタがコンフィグレーションされている場合の、ポンプまたはインジェクタの[ストップタイム])。

モジュールに対して[ストップタイム]を設定した場合、分析中にストップタイムに達するとモジュールは分析を停止します。つまり、データ取り込みを停止し[ポストタイム]のカウントを開始します。

システム全体の[ストップタイム]は以下のように決定されます。

  • システムに Agilent ポンプ、Agilent バルブドライブ G1170A または Agilent サンプラが含まれる場合、システムの[ストップタイム]はこれらのモジュールのうち最も短い[ストップタイム]になります。

  • システムにこれらのモジュールが含まれない場合、[ストップタイム]はシステム内の Agilent モジュールのうち最も短い[ストップタイム]になります。

ストップタイムの挙動は、フラクションコレクタのファームウェアリビジョンによって決まります。

  • フラクションコレクタのファームウェアリビジョンが A.06.54 より古く、フラクションコレクタが他の Agilent LC モジュールとともに使用されている場合、フラクションコレクタのストップタイムで他のモジュールも停止します。

  • フラクションコレクタのファームウェアリビジョンが A.06.54 以降で、フラクションコレクタが他の Agilent LC モジュールとともに使用されている場合、フラクションコレクタのストップタイムはフラクションコレクタのみを停止させ、他のモジュールは停止しません。

クラスター内のいずれかのフラクションコレクタのファームウェアリビジョンが A.06.54 より古い場合、フラクションコレクタ クラスターはストップタイムマスターとして動作します。