ディレイ設定 (フラクションコレクタ II)

[ディレイ設定]テーブルを使用すると、ピークトリガーシグナルに適用するディレイを指定できます。この設定はピーク検出器ごとに個別に指定できます。

ピーク検出器

[ピークトリガー]テーブルから選択したピーク検出器のモジュールタイプとシリアル番号を表示します。

ディレイモード

    フィールドをクリックし、以下のモードから選択します。

  • オフ

    選択したピークトリガーのディレイボリュームは、フラクションコレクションのディレイボリューム計算には影響しません。明確に[オフ]に設定しない限り、他のピークトリガーのディレイボリュームが引き続き計算に使用されます。

  • キャリブレーション値を使用

    あらかじめ定義されたディレイボリュームによってフラクションコレクションをディレイします。

    ピークトリガーごとに、[検出器ディレイボリュームの変更]ダイアログボックスを使用してディレイボリュームを表示(および編集)できます。このダイアログボックスには、機器のダッシュボードパネルのコンテキストメニューからアクセスします。

    [キャリブレーション値を使用]を使用すると、各クラスターモジュールのキャリブレーション済みディレイボリュームを計算に入れます。[タイムを使用]または[ボリュームを使用]を選択した場合、各モジュールのディレイボリュームはすべて無視され、すべてのコレクタで[タイムを使用]または[ボリュームを使用]の指定に基づいて収集されます。

  • タイムを使用

    [タイム]フィールドが有効になり、ディレイタイムを設定できます。

  • ボリュームを使用

    [ボリューム]フィールドが有効になり、ディレイボリュームを設定できます。

フラクションコレクタ クラスターに複数のフラクションコレクタがある場合(リカバリコレクタは除外)、[タイムを使用]および[ボリュームを使用]モードはサポートされません。[オフ]または[キャリブレーション値を使用]のみ使用できます。

[タイムを使用]または[ボリュームを使用]を含むメソッドを読み込むと、[キャリブレーション値を使用]をデフォルト値としてメソッド変換されます。

タイム

トリガー条件を満たしたときにフラクションコレクションをディレイする時間([ディレイモード][タイムを使用]に設定されている場合のみ利用可能)。

ボリューム

トリガー条件を満たしたときにフラクションコレクションをディレイするための容量([ディレイモード][ボリュームを使用]に設定されている場合のみ利用可能)。

フラクション終了をディレイ

チェックボックスをオンにすると、追加時間だけフラクションコレクション終了がディレイされます。フラクションコレクション終了をディレイするための追加時間を秒単位で指定します。