溶媒ボトル容量 (LC モジュールポンプバルブクラスタ)

ボトル容量

[ボトル容量]ダイアログボックスでは、溶媒および/または廃液ボトル内の液体量を指定し、レベルが低すぎる (溶媒) か高すぎる (廃液) 場合の対処を指定します。

これらのパラメータは 2 つのセクションに分かれます。

溶媒ボトル容量

[溶媒ボトル容量]セクションで、溶媒ボトルの容量と各ボトルの現在の容量を指定します。各溶媒ボトルには、以下の 2 つのフィールドがあります。

[トータル容量]フィールドに溶媒ボトルの容量(リットル)を入力します。最大値は 100.00 です。

[現容量]フィールドに溶媒ボトルの中に現在入っている溶媒(リットル)の量を入力します。[現容量]の最大値は、ボトルの[トータル容量]です。

[現容量]フィールドは溶媒が使用されると更新されます。 溶媒ボトルを補充する場合には、適切な[現容量]フィールドに各溶媒ボトルの新しい現在の容量を入力します。

溶媒ボトルのレベルを直接は測定しません。残量は使用した溶媒の量で計算され、[現容量]に設定されます。

溶媒動作

[溶媒動作]セクションで、溶媒レベルが低くなりすぎたときの動作を指定します。

[設定値以下の場合に分析を停止]チェックボックスをオンにしてフィールドにスレッショルドを入力すると、溶媒ボトル内の容量の計算値がスレッショルドより下がったときに、ポンプはノットレディ状態になります。現在の分析は完了しますが、シーケンス/ワークリストは次の分析には進みません。

[溶媒残量がゼロでポンプを停止]チェックボックスをオンにすると、溶媒ボトル内の容量の計算値がゼロになったときに、ポンプはエラー状態になります。エラーはログブックに記録され、分析が直ちに停止し、ポンプのスイッチが切れます。

廃液ボトル容量(G4204A、G4220A/B、G7104A/C、G7120A、G7131A/C および G7132A のみ)

[廃液ボトル容量]セクションで廃液ボトルの溶媒量を指定し、廃液レベルが高くなり過たときに実行される動作を指定します。

パラメータは 2 つのセクションに分かれています。

廃液容量

[廃液容量]セクションで、廃液コンテナの容量と現在の容量を指定します。廃液コンテナ容量には 2 つのフィールドがあります。

[トータル容量]フィールドに廃液コンテナの容量(リットル)を入力します。最大値は 100.00 です。

[現容量]フィールドに廃液コンテナに現在入っているの廃液の量(リットル)を入力します。[現容量]の最大値は、ボトルの[トータル容量]です。

[現容量]フィールドは溶媒がくみ上げられると更新されます。 廃液コンテナを空にする場合、適切な[現容量]フィールドに新しい現容量を入力します。

廃液コンテナのレベルを直接は測定しません。廃液量はポンプからの溶媒の量と、設定されている[現容量]で計算されます。

動作

[動作]セクションで、廃液レベルが高くなりすぎたときの動作を指定します。

[設定値以上で分析を停止]チェックボックスをオンにしてフィールドにスレッショルドを入力すると、廃液コンテナーの内容量の計算値がスレッショルドを超えた時に、ポンプはノットレディ状態になります。現在の分析は完了しますが、シーケンス/ワークリストは次の分析には進みません。

[廃液容量が上限値でポンプを停止]チェックボックスをオンにすると、廃液コンテナーの内容量の計算値が上限に達したときに、ポンプはエラー状態になります。エラーはログブックに記録され、分析が直ちに停止し、ポンプのスイッチが切れます。