ピーク幅では、分析のピークの幅 (レスポンスタイム) を選択できます。ピーク幅は、ピークの半分の高さにおけるピークの幅 (分単位) として定義されます。ピーク幅を、クロマトグラムで予想される最も狭いピークに設定します。 ピーク幅に応じて、UIB II の最適なレスポンスタイムが設定されます。ピーク検出では、設定されたピーク幅より大幅に狭いピークまたは広いピークが無視されます。レスポンスタイムは、入力ステップ機能に応答する出力シグナルの 10 ~ 90% の時間です。
リミット:ピーク幅(分単位)を設定すると、以下の表のように対応するレスポンスタイムが自動的に設定され、シグナルおよびスペクトル取得に適切な取込速度の値が選択されます。
値 |
ピーク半値幅(min) |
レスポンスタイム(sec) |
取込速度(Hz) |
---|---|---|---|
-1 |
<0.003125 |
0.03125 |
100 |
0 |
>0.003125 |
0.0625 | 100 |
1 |
>0.00625 | 0.125 | 100 |
2 |
>0.0125 | 0.25 | 50 |
3 |
>0.025 | 0.5 | 25 |
4 |
>0.05 | 1 | 12.5 |
5 |
>0.1 | 2 | 6.25 |
6 |
>0.2 | 4 | 3.125 |
7 |
>0.4 | 8 |
1.5625 |