コレクション設定の変更

コレクション設定は最大で 3 つのセクションに分かれています。

コレクションオーダー(G7166A 以外)

フラクションの採取ロケーションを使用する順番を選択します。

グラフィックに、フラクションコレクタ内のコンテナーの向きが表示されます。

以下から選択できます。

行ごと

A1, A2, ..., A12 順に採取を開始し、続いて B1, B2, ...

列ごと

A1, B1, ..., H1 順に採取を開始し、続いて A2, B2, ...

列ごとの最短パス

A1, B1, ..., H1 順に採取を開始し、続いて H2, G2, ...

行ごとの最短パス

A1, A2, ..., A12 順に採取を開始し、続いて B12, B11, ...

選択した内容は、すべてのコンテナーに適用されます。

使用禁止ロケーション(G1364E/F および G5664B のみ)

使用を禁止したロケーションは、フラクションの収集には使用されません。

コンテナー

フラクションコレクションに使用しないコンテナーを、CDS でサポートされる プレート命名スキームに従った構文で指定します。複数のコンテナーを指定する場合は、カンマで区切ります。

CDS によっては、コンテナを指定する際にワイルドカードとしてアスタリスク(*)の使用が必要になる場合があります。たとえば P1-**(クラシックな命名)や 1-D1F-**(最新の命名)となります。このとき 1- はクラスター内の最初のフラクションコレクタを示します。

フラクションコレクションに使用しない行を、<plate>-<row> という構文で指定します。<plate> には CDS でサポートされるプレート命名スキームに従ったプレート識別子、<row> には行識別子を指定します(例:P1-B(クラシックな命名)、D1F-B(最新の命名))。複数の行を指定する場合は、カンマで区切ります。

CDS によっては、コンテナを指定する際にワイルドカードとしてアスタリスク(*)の使用が必要になる場合があります。たとえば P1-A*(クラシックな命名)や 1-D1F-A*(最新の命名)となります。

フラクションコレクションに使用しない列を、<plate>-<col> という構文で指定します。<plate> には CDS でサポートされるプレート命名スキームに従ったプレート識別子、<col> には列識別子を指定します(例:P1-2(クラシックな命名)、D1F-2(最新の命名))。複数の列を指定する場合は、カンマで区切ります。

CDS によっては、コンテナを指定する際にワイルドカードとしてアスタリスク(*)の使用が必要になる場合があります。たとえば P1-*1(クラシックな命名)や 1-D1F-*1(最新の命名)となります。

シングルロケーション

フラクションコレクションに使用しないロケーションを 1 つ、<plate>-<row><col> という構文で指定します。<plate> には CDS でサポートされるプレート命名スキームに従ったプレート識別子、<row> には行識別子、<col> には列識別子を指定します(例:P1-B2(クラシックな命名)、D1F-B2(最新の命名))。複数のロケーションを指定する場合は、カンマで区切ります。

特定のコンテナに使用禁止ロケーションを指定した後で、そのロケーションをサポートしていないコンテナに変更すると、使用禁止ロケーションは無視されますが、エラーは発生しません。

使用禁止ロケーション(G7166A のみ)

フラクションコレクションに使用しないシングルロケーションのリストを入力します。例:バイアル 1、バイアル 2など。行または列全体を使用禁止ロケーションとして指定することはできません。

コレクションモード(G1364E/F および G5664B のみ)

フラクション毎(不連続)

ニードルが次のフラクションポジションに移動する前に、ダイバーターバルブが排液に切り替わります。

連続フロー

ニードル移動中にダイバーターバルブは切り替わりません(長い移動を除く、たとえば A-12 から B-1 など)。