チューニングのスケジュール(LC/MS)

設定期間ごとに、チェックチューニングまたはオートチューニングを実行するようにスケジュールできます。[スケジュールチューニング]ダイアログボックスには 2 つのペインがあります。左側のペインでチェックチューニングまたはオートチューニングを選択します。右側のペインには、選択したチューニングの現在のスケジュールが表示されます。

オートチューニングとチェックチューニングは、ユーザーインターフェイスで定義されたスケジュールに従って開始されます。

  • スケジュールされたチェックチューニングまたはオートチューニングの実行は、シーケンスの実行やシングルサンプルの分析が行われていない時間に限られます。
  • 機器がビジー状態の場合、スケジュールチューニングは延期されるか、スキップされます。
  • チェックチューニングが許容値の範囲外の場合、失敗したものと同じ極性のオートチューニングが自動的に開始されます。
  • デバイスがオフラインまたはエラー状態の場合、スケジュールチューニングは実行されません。
  • オートチューニングチェックチューニングが同じ時間にスケジュールされている場合は、オートチューニングが優先され、チェックチューニングのスケジュールは無視されます。
  • スケジュールされたチェックチューニングまたはオートチューニングが実行できなかった場合、可能な限り速やかに再実行が行われます。
  • 実行できなかったオートチューニングとチェックチューニングが複数ある場合、機器が使用可能になったときにオートチューニングのみが 1 回だけ実行されます。
  • チェックチューニングのみ 1 回以上実行できなかった場合は、機器が使用可能になったときにチェックチューニングが 1 回実行されます。
  •  スケジュールされたチューニングが指定時間に実行できなかったことは、アクティビティログに追加されます。
  • スケジュールチューニングの実行中は、[チューニング中断]以外のすべてのチューニングボタンが無効になります。クライアント/サーバーシステムの場合、OpenLab のコントロールがない場合にスケジュールチューニングを実行すると、すべてのボタンが無効になります。
  • 作成されたチューニングレポートは、クライアント/サーバーシステムの各クライアントで表示されます。
  • スケジュールされたオートチューニングを実行しようとした際に現在のイオン源では対応できなかった場合、オートチューニングがそのイオン源ではサポートされないことを明記したメッセージがログに記録されます。

作業内容

チェックチューニングのスケジュール(LC/MS)

オートチューニングのスケジュール(LC/MS)