SS420x のコンフィグレーション

以下の手順で OpenLab CDS2 に SS420x をコンフィグレーションします。

  1. コントロールパネルで[機器のコンフィグレーション]をクリックします。

  2. コンフィグレーション画面の選択可能なモジュールのリストから[Agilent SS420x]を選択し、右矢印ボタンをクリックして、使用するモジュールのリストに追加します。

  3. [SS420x コンフィグレーション]ダイアログボックスに必要な情報を入力して、モジュールのコンフィグレーションを完了します。

    • Serial Port Number

      モジュールを接続する RS232 のポート番号を指定します。

    • Baud Rate

      リストからボーレートを選択するか、

      [Autodetect Baud Rate]をクリックして、接続したモジュールに現在設定されているボーレートを取得します。

  4. [Load From Device]をクリックして、モジュールが正しく接続されているか確認します。正しく接続されている場合、Device Information フィールドにモジュール情報が表示されます。

  5. 使用するモジュールの名称を Device Name に入力します。この名前はデバイスのダッシュボードで使用されます。

  6. General SS420x Device Options を設定します。

    • Base Frequency

      リストからベース周波数を選択します。SS420x のデフォルト設定は 10 Hz です。この設定で最適な S/N 比が得られ、電源周波数 50 Hz または 60 Hz のどちらの地域でも使用できます。使用できるベース周波数は選択しているボーレートによって異なります。ボーレートが 38400 bps 未満の場合、100 Hz および 120 Hz のベース周波数は使用できません。ベース周波数を高く設定する場合は、電源周波数を割り切れるベース周波数を選択してください(60 Hz の地域では 30、50 Hz の地域では 25 など)。選択を誤ると、クロマトグラムに電源周波数由来のノイズが見られる場合があります。最良のパフォーマンスを得られるよう、データ取り込みに使用する最大サンプリング周波数に近いベース周波数を選択してください。

      メソッドの[Channel Settings]で使用可能なサンプリング周波数は、選択したベース周波数に基づきます。

    • Gain

      使用するチャンネルごとに、そのチャンネルに接続されている検出器のシグナルレンジを選択します。

  7. 1 つ以上のチャンネルで Use Channel チェックボックスをオンにします。使用しないチャンネルは別の機器にコンフィグレーションすることができます。

    モジュールチャンネルを複数の機器で分割して使用する場合は(機器 1 でチャンネル 1 を使用し、機器 2 でチャンネル 2、3、4 を使用するなど)、モジュールに接続されたすべての機器で Communication および General SS420x Device Options を必ずすべて同じ値に設定してください。この要件を満たしていない場合、デバイスに接続することができず、ステータスに以下のようなメッセージが表示されます(詳細を表示するには、Device Configuration Mismatch エラー表示の上にマウスを移動します)。

  8. 機器で使用するチャンネルごとに、Channel NameY-Axis Unit、および Y-Axis Multiplier を指定します。

  9. [Configure Events...] をクリックして、機器のイベントを指定します。

  10. 入力が完了したら、[OK]をクリックします。