コンプリヘンシブ 2D-LC

コンプリヘンシブ 2D-LC（別名 LC×LC、包括的 2D-LC）では、同じサイズのサンプルループを 2 つ使用します。2 つのループをスイッチングバルブで交互に切り替えることにより、一次元目の溶離液をすべて二次元目のカラムに注入します。一次元目で 1 つめのループが充填されている間、二次元目では 2 つめのループの内容物が分析されます。次にバルブが切り替わり、 2 つめのループを一次元目からのサンプリングに、1 つめのループを二次元目での分析に使用します。

二次元目でのグラジエント分析は、一次元目からのサンプリング時間より短いか等しくなります。

ピークトリガーコンプリヘンシブ 2D-LC

ピークトリガーコンプリヘンシブ 2D-LC では、一次元目で指定したスレッショルドレベルを超えたピークのみサンプリングされます。通常のコンプリヘンシブ 2D-LC と同様に、二次元目でのグラジエント分析は、一次元目からのサンプリング時間より短いか等しくなります。

一次元目でのピーク幅と二次元目のグラジエント所要時間によっては、1 つのピークから複数のサンプルを採取する場合があります。