シーケンスの検証

シーケンスの作成時に基本的な検証が実行され、ランキューへの追加を妨げる問題がシーケンステーブルでハイライトされます。シーケンスにこの種類のエラーが含まれる場合、「シーケンスに無効なエントリがあります。」という警告ボックスが表示されます。

警告ボックスのアイコンをクリックして、現在開いているシーケンス内のすべての問題のリストに対するシーケンス検証エラーリストを表示します。

基本的な検証では、測定メソッド、指定したメソッドの注入量、およびオーバーライドパラメータの列を検証します。これはコントロールパネルのプロジェクトオプションで設定します。

• プロジェクトオプションのシーケンステーブルに入力された値を検証が設定されている場合、測定メソッド、メソッドの注入量、およびオーバーライドパラメータが自動的にチェックされ、問題がある場合は赤くハイライトされます。

• プロジェクトオプションのキューに追加または編集したシーケンスの値を検証が設定されている場合、キューに追加をクリックすると、測定メソッド、メソッドの注入量、およびオーバーライドパラメータがチェックされ、赤くハイライトされます。

• プロジェクトにどちらのオプションも選択しない場合、メソッドのそれらのパラメータはチェックされません。キューに追加をクリックすると、ランキューにランが追加されます。無効なパラメータが存在する場合、ランは中断されます。

• プロジェクトに両方のオプションを選択した場合、メソッドのそれらのパラメータは自動的にチェックされ、問題がある場合は赤くハイライトされます。他のユーザーが同時にメソッドを変更した場合も、キューに追加をクリックすると検証が実行され、そのユーザーが行った最後の変更で検証が実行されます。

特定の LC 機器の検証では、既存の溶媒量がシーケンスの完了に十分かどうか（キューにある、同じリソースを使用するすべてのランを含む）についても予測します。サンプルすべてを実行するのに十分なリソースがない場合、ランキュー詳細に検証情報を表示します。このフィードバックを元に、シーケンス中にリソースを補充するタイミングを計画します。