アドホックモードが有効になっているときは、機器パネルからサンプルをキューに追加できるように、測定のランキューの機能、メソッド、およびサンプルリクエスト機能は無効になっています。機器パネルから追加されたランはランキューに表示されます。アドホックのアクティビティはアクティビティログに記録されます。
オーバーライド権限を持つユーザーは任意の CDS クライアントからアドホックモードを終了できます。この場合、アドホックモードでキューに追加された実行中のランは、そのメソッドが完了するまでデータ測定が続行されます。
アドホックモードを有効にするためには、以下条件が必要となります。
測定で機器をコントロールしている。機器コントロールの取得または解放を参照してください。
アドホックモード有効権限を持っている。
ランキューが待機状態であり、測定中、待機中、一時停止、またはレビュー状態になっているランがない。
MS 機器やサードパーティ製機器に接続していない。
Agilent LC 機器にサードパーティ製モジュールが含まれていない。
システムがフェイルオーバーモードではない。
アドホックモードに切り替えるには、
アドホックモードレイアウトを選択します。
アドホックモードウィンドウで、必要に応じて解析メソッドおよび注入レポートの出力先を指定し、アドホック有効をクリックします。
アドホックモードになると、アドホックモードを有効にしたユーザーは以下の測定の機能が無効になります:
機器のコントロールの解放
シーケンスをキューに追加
シャットダウンランをキューに追加
バーコードスキャン
スナップショットの取得
ランキューの解放、削除、一時停止、分析の順番を並べ替え
さらに、同じ機器に接続している他のユーザーは、以下の測定機能が無効になります。
ランの中断
メソッドを機器へ送信または機器から現在のメソッドを取得
分析時間の延長
ダイレクトコントロール操作
アドホックモードを終了するには、アドホックモードウィンドウのアドホックモードを終了をクリックします。
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