メソッド承認は、コントロールパネルのプロジェクト設定で定義します。メソッド承認を適用すると、測定メソッド、サンプルプレップメソッド、解析メソッドでメソッドステータスフィールドが有効になります。メソッドを作成および変更する権限を持つユーザーは、作成した一般ステータスのメソッドを開くことができるように一般ステータスのメソッドの使用権限も割り当てられる必要があります。
この機能は、システムコンフィグレーションのストレージロケーションにコンテンツ管理を設定している場合のみ使用できます。
メソッドステータスは、メソッドプロパティのページに表示されます。メソッドには以下のメソッドステータスを適用することができます。
一般:メソッドの使用がまだ承認されていないことを示しています。デフォルトは一般ステータスです。ユーザーに一般ステータスのメソッドの使用権限が割り当てられている場合のみ、一般メソッドを使用することができます。一般メソッドは編集したり、保存したりすることができます。
承認済:メソッドの使用が承認されていることを示します。承認されたメソッドは、いつでも使用することができます。ただしメソッドが承認されると、編集はできなくなります。
廃止:メソッドが使用できなくなっていることを示します。メソッドが廃止されてしまうと、一般や承認済に変更することはできません。
コントロールパネルでプロジェクトのメソッド承認を適用を有効にすると、適切な権限を持たないユーザーは一般や廃止ステータスのメソッドを使用できなくなります。特別の権限を持たないユーザーは、承認済ステータスのメソッドのみ使用できます。
分析の保留中にその測定メソッドが廃止として定義された場合、その分析は続行されます。
適切な権限を持たないユーザーは一般や廃止ステータスのメソッドを使用してシングルランまたはシーケンスをキューに追加しようとすると、警告を受けてキューへの追加ができません。
承認済ステータスのメソッドは変更できません。
メソッドステータスが承認済または廃止のメソッドを ECM XT からダウンロードして、インポートすることはサポートされていません。このようなメソッドでランをキューに追加すると、プロパティのメソッドステータスが承認済または廃止と表示されている場合でも、メソッドステータスは一般と見なされます。
メソッドの詳細を表示するには、全般 > プロパティをクリックします。
メソッドステータスの変更前にメソッド監査証跡をレビューすることは必須ではありません。メソッドステータスを変更する前にメソッド監査証跡をレビューする必要がある場合、監査証跡の表示をクリックします。レビューが完了したら閉じるをクリックします。
メソッドステータスドロップダウンリストからオプションを選択します。
メソッドステータスの変更ダイアログで、パスワードを入力して変更を確定します。
ステータスを変更した後、メソッドは自動的に保存されます。コントロールパネルでのプロジェクトの監査証跡設定によっては、変更理由を入力するよう求められることがあります。変更理由はメソッドの監査証跡に表示されます。ステータスのみを変更した場合、メソッドバージョンは更新されません。他のパラメータを変更した場合、メソッドバージョンは更新されます。
解析メソッドを変更するには、データ解析のメソッドステータスの変更を参照してください。
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