原則

  • は、期待される結果を計算するために配列された、関数、数字、演算子、フィールドのセットです。

  • カスタム計算の結果は常に「単一の値」となります。は、整数型(小数点のない 1 や 2 などの数字)、実数型(小数点のある 1.2 や 16.989 などの数字)、文字列型(abcdef などのテキスト)、ブール型(true や false)の結果です。

  • 関数が値やリストを操作し、値、リストまたはオブジェクトを返します。

    カスタム計算の言語では、オブジェクトは、シーケンス、注入データ、サンプル、シグナル、ピーク、タイムグループ、グループ、または検量線です。

    関数の説明で、構文に関数の使用方法と関数が返す内容を説明しています。

  • オブジェクトが 1 つまたはオブジェクトのリストが 1 つの場合、任意のオブジェクトから他のオブジェクトにアクセスできます。

    たとえば、注入データから、親の「シーケンス」オブジェクトにアクセスできます。シーケンスから、その注入データのリストにアクセスできます。

  • オブジェクトの後に '.' 表記を使用して、そのオブジェクトのレベルで利用可能な関数、フィールド、またはカスタム計算にアクセスします。

オブジェクト

アクセスするフィールドまたは関数

構文

コメント

CurrentSequence

Sequence_Name

CurrentSequence.Sequence_Name

現在のシーケンス名を返します

CurrentInjection

AllIdentifiedPeaks

CurrentInjection.AllIdentifiedPeaks

現在の注入データで同定されたすべてのピークのリストを返します

CurrentPeakOrGroup

Peak_Area

CurrentPeakOrGroup.Peak_Area

現在のピークの面積を返します

PeakOrGroupByName (name as a string)

Peak_Height

PeakOrGroupByName("Benzene").Peak_Height

「Benzene」と名前の付いたピークの高さを返します

指定のオブジェクトで利用可能なカスタム計算にアクセスするには、次の構文を使用してください。

オブジェクト

名前にアクセスするカスタム計算

カスタム計算タイプ

構文

CurrentSequence

MyCC

実数型

CurrentSequence.GetDoubleCC("MyCC")

例外

[ピーク / グループ]レベルで利用可能な次の関数は、直接呼び出してください。これらの関数は、スコープの[ピーク / グループ]でのみ利用でき、現在のピーク / グループについてのみ利用可能です。これらは、PeakOrGroupByName の後には呼び出せません。

たとえば、

  • AllMatchingPeaksAndGroups

  • MatchingPeak

  • GetConstant