数式エディター

[式]フィールドでの式の作成

式は Microsoft® Visual Basic に基づいています。数式エディターは、Visual Basic 関数の基本セット、およびすべての OpenLab フィールド、関数、レポートパラメータ、または計算変数を認識します。数式エディターでは入力したコマンドがオートコンプリート機能により、最も一致するものがドロップダウンリストに表示されます。

必要なアイテムを検索するには、以下のいずれかを行います。

  • 用語の入力を開始する

  • 部分一致を入力する

  • 頭文字を入力する(ラテン文字のみ。中国語や日本語フォントには適用されません)

選択したアイテムを挿入するには、[Tab][Enter]、または [Space] を押します。

挿入せずにリストを閉じるには、現在の用語からカーソルを移動するか、[Esc] を押します。

リストを再度開くには、式の入力を続行するか、[Ctrl]+[Space]を押します。

無効な式が入力されると、[式]フィールドに赤い波線が表示されます。エラーに関する詳細情報がツールチップに表示され、それを解決するための方法が提示されます。ただし、数式エディターでモデル化されていないコードでも、Visual Basic で有効であれば含めることができるため、赤い波線が表示されていても式を保存することができます。

式を複数行に分割

1 つの長い式を複数行に分割するには、以下のいずれかの方法を選択します。

式の構文ハイライト

数式エディターテキストボックスで、入力した式の構文が定義済みの色でハイライトされます。

これらの色は、さまざまな構文タイプをハイライトします。

構文タイプ

引用符で囲まれた固定テキスト。

[If][Choose]などの、プログラムフローアクション。

その他すべてのサポートされる関数。

[+][-][and][or]などの、すべて演算子。

すべての定数。

[アイテム]ツリーの[フィールド]および[関数]にリストされているすべてのフィールド名(VB.net フィールド、プロパティ)および関数。

True、有効な式に対して表示されます。

False、無効な式に対して表示されます。

カッコの最初と最後のそれぞれ前後にカーソルを置くと、対応するかっこがこの色でハイライトされます。

定義済みアイテムの使用

[詳細]領域で:

  • [アイテム]パネルには、OpenLab CDS によって提供されているカテゴリ(シーケンスサンプル注入データなど)、およびそれらのフィールド、関数、演算子、さらに複数の共通の関数と演算子が示されています。

    [演算子]カテゴリの詳細については、演算子 を参照してください。

    [共通の関数]カテゴリの詳細については、Basic 関数と集合変数を参照してください。

  • [フィールドおよび関数]パネルには、選択されたカテゴリに対応する具体的なアイテムが表示されます。ダブルクリックして、式にアイテムを挿入することができます。

  • [説明]パネルには、選択したアイテムに関する簡単な説明が表示されます。