フラクションしたクロマトグラムの位置合わせ

トリガーとしてさまざまな検出器を使用して LC フラクションをした場合、各検出器で対象となるフラクションがわずかに異なる時間で表示されるため、クロマトグラムウィンドウでフラクションの注釈がシフトして表示されます。以下の手順で、注釈およびシグナルを位置合わせします。

準備

• 以下で説明する手順には、解析メソッド > シグナルパラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

• プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

1. 解析メソッドの全般 > シグナル ノードから、該当する検出器に対して ディレイチェックボックスをオンにします。

   リストには、読み込んだデータに含まれているすべての検出器のシグナルが含まれます。

2. 位置合わせを行うピークの RT (min) を入力します。選択した各検出器のディレイタイムを入力します。

   ディレイタイムの設定：たとえば、対応するシグナルを注入データツリーで選択し、フラクション結果ウィンドウを確認します。特定のフラクションの開始時間を位置合わせテーブルのディレイタイムとして使用します。

3. RT からディレイを計算をクリックします。

   

4. メソッドを保存します。

5. データを再解析します。

   注記

   ディレイを使用すると、リテンションタイムまたは複数のシグナルに基づいた計算に影響します。

6. クロマトグラムウィンドウで、 をクリックしてすべてのグラフの X 軸を関連付けます。