再解析時に MS スペクトルを自動的に抽出

準備

• 以下で説明する手順には、解析メソッド > スペクトル抽出パラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

• プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

1. 解析メソッドウィンドウの抽出 > スペクトルノードから MS タブを選択します。

2. 自動スペクトル抽出の再解析で積分されたピークからスペクトルを抽出チェックボックスをオンにします。スペクトルを抽出するピークを選択します。

   • 同定されたピーク：化合物テーブルにあるピークの MS クロマトグラムからスペクトルが抽出されます。

   • すべてのピーク：MS クロマトグラムのすべてのピークのスペクトルが抽出されます。

3. ピークスペクトルで、スペクトルタイプ（ピーク頂点スペクトルなど）、選択したスペクトルタイプのバックグラウンドモードを選択します。

   バックグラウンドスペクトルがこの設定に対応して減算されます。

4. データを再解析します。

   抽出されたスペクトルは、MS スペクトルウィンドウに表示され、注入データツリーの各注入データの詳細にリストされます。