解析メソッドのバージョン管理

メソッドバージョンが更新されるアクション

対話形式で変更したメソッドを保存すると、バージョン番号が更新されます。対話形式の変更とは、化合物名、積分イベント、システムスータビリティ設定などのメソッドパラメータの変更です。

変更したメソッドは、保存するまでメソッドセレクタでペンシル記号 でマークされます。

対話形式で変更したメソッドを保存すると、以下の属性が更新されます。

  • バージョン

  • 変更日時

  • 変更者

  • 結果セットメソッドの場合、アスタリスク(*)が先頭に追加されます。アスタリスクは、結果セットのメソッドが関連付け後に対話形式で変更されたことを示しています。

メソッドバージョン番号が更新されないアクション

予測リテンションタイムの更新など、再解析中に解析メソッドが自動的に更新される場合があります。これらの更新はユーザーの操作なしで実行されるため、メソッドバージョンには影響しません。

ただし、メソッドの監査証跡が有効になっているかどうかが重要です。有効になっている場合、メソッドの監査証跡はメソッドの一部として保存されます。このため、メソッドの監査証跡にエントリを追加するアクションによって、メソッドの変更日時および変更者の属性が更新されます。

メソッドの監査証跡にエントリを追加するアクションの例:

  • 監査証跡エントリの追加

  • 監査証跡のレビュー

  • メソッドステータスの変更

  • 注入データにメソッドの関連付け

  • メソッドを保存 - 変更なし

  • 再解析中の自動更新(メソッドの自動更新 を参照してください)

    注記: 解析メソッドのこれらの自動更新は、ユーザーが対話形式でメソッドを保存する権限を持っていない場合でも実行されます。

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