インポートされた EZChrom メソッドパラメータ

EZChrom メソッドの以下のパラメータが新しい解析メソッドに読み込まれます。

  • 化合物名

    さまざまなシグナルで使用されている化合物名は、冗長になることがあります。

  • シグナル名

  • 予測リテンションタイム

  • リテンションタイムウィンドウ:

    OpenLab CDS では、絶対 RT ウィンドウは EZChrom の半分の値に対応しています。このため、リテンションタイムウィンドウの値は 2 で除算されます。

  • 積分イベント(メソッドが EZChrom A.04.05 以降で作成されている場合):

    • EZChrom メソッドで定義され、時間が関連付けられたすべての積分イベント。OpenLab CDS に存在しないベースライン開始点移動およびベースライン終了点移動を除く。

    • 以下の積分イベントは、OpenLab CDS では使用されていないため終了時間はインポートされません。、スレッショルド、肩ピーク処理、最小面積、リセットベースライン、谷渡り処理ベースラインリセット。

    • 複数のシグナルが EZChrom メソッドに存在し、それぞれ個別の積分イベントテーブルがある場合、対応する積分イベントテーブルと、同じ数のシグナルがインポートされたメソッドに作成されます。

      シグナル名は、EZChrom と OpenLab CDS では異なる場合があります。インポートされた EZChrom 積分イベントをメソッドのさまざまなシグナルで使用するには、EZChrom 積分イベントを対応するシグナルにコピーします(別のシグナルに積分イベントをコピーを参照してください)。

さらに、以下のキャリブレーションパラメータがインポートされます。

EZChrom パラメータ

OpenLab CDS パラメータ

コメント

 

最終キャリブレーション日

インポート直後に、メソッドの最終キャリブレーション日フィールドにインポートの日付と時間が表示されます。サンプルの解析後は、解析の日付になります。

無効なキャリブレーションポイント

 

 

単位

濃度単位

アマウントの単位

定量

レスポンス

面積または高さ

検量線タイプ

可能な値:

  • 折れ線

  • 直線

  • 二次曲線

  • 三次曲線

  • RF 平均

モード = 検量線

検量線モデル:

  • 直線

  • 直線

  • 二次曲線

  • 直線

  • RF 平均

検量線モデルポイント - ポイントおよび三次曲線は、データ解析ではサポートされていません。これらのパラメータを使用したメソッドをインポートすると、検量線モデルが直線に設定されます。

EZChrom でスケールファクタが log(アマウント) & log(レスポンス)の場合、検量線モデルは Log/log に設定されます。

ゼロ

  • 選択

  • クリア

原点

  • 強制通過

  • 無視

検量線モデル RF 平均の場合、原点は強制通過に設定されます。

スケール

レスポンススケール

以下の場合、レスポンススケールはなしに設定されます。

  • スケールファクタが OpenLab CDS でサポートされていない

  • メソッドが内部標準を使用している

  • 検量線計算がレベルの平均に設定されている

  • タイムグループの場合

EZChrom でスケールが log(アマウント) & log(レスポンス)に、OpenLab CDS でレスポンススケールがなしに設定されている場合、検量線モデルは Log/log に設定されます。

重み付け

重み付け

 

レベル

レベル

 

STD ID

モード = リファレンス

検量線リファレンス = EZChrom の STD ID 列で ID が指定された化合物

 

マニュアル RF

モード = マニュアル RF

マニュアル RF = EZChrom でマニュアル RF の 1/値

 

ISTD ID

個別の値ではありません

内部標準は、一般的なキャリブレーションパラメータで設定します。

レベルごとに ISTD アマウントの指定を許可が選択されます。

EZChrom で ISTD 化合物の場合、OpenLab CDS では ISTD 成分として選択されます。ISTD の関連付けは、EZChrom の ISTD ID 列で ID が指定された化合物です。

RT 更新(EZChrom では、化合物に対してのみ利用できます)

  • なし

  • 分析

  • キャリブレーション

  • 分析およびキャリブレーション

RT 更新

  • なし

  • 各実行後

  • キャリブレーション後

  • なし

分析およびキャリブレーションオプションは、データ解析ではサポートされていません。化合物にこのオプションを使用したメソッドをインポートした場合、データ解析のメソッドでは既定値のなしに設定されます。

自動平均

  • 選択

    オプション:移動平均(繰り返し n 回)

  • クリア

検量線計算

  • レベルの平均

    移動平均を選択した場合:最後の n 回の繰り返し平均がインポートされます。

  • 個々のキャリブレーションポイント

データ解析で、濃度計算は アマウント * 倍率 / 希釈率 に設定されます。

グループタイプ

  • 同定ピーク

  • マニュアル RF

  • グループキャリブレーション

タイプ

  • グループのアイコン

  • タイムグループのアイコン

  • タイムグループのアイコン

 

同定ピークグループ

グループ

同定ピークグループに含まれる化合物は、データ解析ではグループに選択されます。

マニュアル RF グループ

タイムグループ。各ピークを個々に定量が選択され同定ピークを含むがクリア

キャリブレーションされていない範囲グループの場合、モードは自動的にマニュアル RF に設定され、予測 RT は 0 に設定されます。

EZChrom のマニュアル RF に値が設定されていない場合、データ解析のマニュアル RF は 1 に設定されます。

グループキャリブレーショングループ

  • 同定ピークを含める(選択またはクリア)

  • グループの未同定ピークの濃度を計算します(選択またはクリア)

タイムグループ

  • 各ピークを個々に定量(選択またはクリア)

  • 同定ピークを含む(選択またはクリア)

 

検量線:アマウント比

検量線:相対アマウント

 

検量線:高さ比

検量線:相対レスポンス

 

検量線:残渣

検量線:レベルごとの残差

 

注記

EZChrom で 9 桁を超える精度で定義されている数値の場合、データ解析にインポートされた値は 9 桁に四捨五入されます。

EZChrom からの値がデータ解析で許容範囲外の場合、その既定値に設定されます。

ログファイル

インポート後に、インポートされたメソッドと同じ名前のログファイルが表示されます。ログファイルには、インポートできなかったすべてのパラメータが一覧表示されます。

検量線

検量線を含む EZChrom メソッドをインポートすると、対応するキャリブレーションスタンダードのアマウントおよびレスポンスもインポートされます。次に、インポートされたポイントとインポートされたキャリブレーション設定を使用して検量線が作成されます。これにより、検量線を引き続き使用することができます。

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