タイムリファレンス化合物を使用

準備

  • 以下で説明する手順には、解析メソッド > 同定パラメータの編集権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。

  • プロジェクトで「メソッド承認を適用」が設定されている場合、メソッドは一般ステータスである必要があります。詳細については、メソッド承認を参照してください。

  1. ナビゲーションウィンドウのメソッドで、編集する解析メソッドを選択します。

  2. 解析メソッドウィンドウの化合物 > 同定ノードを選択します。

  3. 全般タブを選択します。

  4. タイムリファレンス化合物を使用を選択します。

    化合物テーブルに、タイムリファレンス、タイムリファレンス化合物、および係数の列が表示されるようになります。

  5. 化合物テーブルタブを選択します。

  6. タイムリファレンス化合物として使用する化合物のタイムリファレンスチェックボックスを選択します。

  7. 他の化合物やタイムグループについては、関連付けられたタイムリファレンス化合物をドロップダウンから選択します。

  8. 係数列を確認し、必要に応じて調整します。

    デフォルトの係数は 1 で、タイムリファレンス化合物と同じ方法で時間のシフトが適用されます。係数が 1 より大きいか小さいと、化合物ごとの補正が増減します。

  9. RT 更新列を確認し、必要に応じて調整します。

    このパラメータにより、システムがメソッド内の予測 RT を更新する時点が定義されます。

  10. クロマトグラムウィンドウで、ツールバーの をクリックします。

  11. 化合物ウィンドウページで、以下のチェックボックスをオンにします。

    • 有効なタイムグループウィンドウの表示

    • 化合物同定ウィンドウの表示

  12. 予測化合物ページで、以下のチェックボックスをオンにします。

    • 予測化合物の表示

    • タイムグループの表示

データの再解析後に、左右に 2 本の破線で、予測される(補正されていない)リテンションタイムウィンドウが示されます。各ピークの上のバーには、ピークの検出に実際に使用された補正済みリテンションタイムウィンドウが表示されます。

シフトされたリテンションタイム、ピークが同定されている
シフトされたリテンションタイム、ピークが同定されている
シフトされたリテンションタイム、ピークが同定されていない
シフトされたリテンションタイム、ピークが同定されていない

関連項目

すべての化合物同定パラメータの説明

タイムリファレンス化合物の概念

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