カスタムチューニングの作成

必要に応じて、オートチューニングファイルのチューニング基準をカスタマイズできます。これらのカスタマイズされたチューニングファイルには、チューニングタイプの最後にアスタリスク(*)が付きます(Atune*、Etune*、Target Tune*)。 

例:

 

ファイル名

チューニングタイプ

元のファイル:

Atune

Atune

新しいファイル:

Atune

Atune*

注記 - HES イオン源のチューニングアルゴリズムでは、カスタムチューニング(チューニングファイルをカスタマイズすること)はサポートされていません。

オートチューニングファイルをカスタマイズするには:

  1. カスタマイズするオートチューニングファイルを開きます(例:Atune、Etune)。

  2. チューニングコントロールを要求します。

  3. エミッション設定を編集するには、[チューニング] > [マニュアルチューニング] > [パラメータ]を選択します。チューニング基準や質量を編集するには、[チューニング] > [カスタムチューニング]を選択します。必要に応じて、カスタマイズされたチューニングに対して変更を入力します。これらの設定を変更すると、チューニングタイプの最後にアスタリスク(*)が付きます(例: Atune*)。 

    カスタムチューニングでは、お互いが 100 amu 以内になるイオンを使用するのは避けてください。  お互いに 100 amu 以下しか離れていない質量を選択すると、チューニング手順が中断されます。

  4. [チューニングパラメータを保存] をクリックして、このファイルへの変更を保存します。

  5. チューニングコントロールの解放します。

後でこのチューニングファイルをデフォルト設定に戻したい場合、デフォルト設定に戻すことができます。  デフォルトチューニングファイルを参照してください。