真空マニフォールドの圧力は、MSD にオプションのゲージコントローラが装備されている場合にのみ測定できます。一般的なカラム流量(0.1 ~ 2.0 mL/分)の場合、真空マニフォールドの圧力は約 1 x 10^-6 ~ 1.4 x 10^-4 Torr になります。1 x 10^-6 Torr より低い圧力が観察された場合は、以下のチェックしてください。
カラム流量が低下したり、カラムフローがオフになったりしていないことを確認します。カラム流量は、0.1 mL/分以上でなくてはなりません。カラムが詰まっていないことを確認します。
注意!不十分なカラム流量でキャピラリカラムを加熱すると、カラムを破損させる可能性があります。
カラムは、注入口または GC/MSD インターフェイスのいずれかでナットをきつく締めすぎると、破損する場合があります。また、カラムがカラムの破片で詰まる場合もあります。カラムの両端をチェックしてください。必要であれば、カラムのそれぞれの端の最初の数センチメートルを切断します(これにより若干リテンションタイムが変わります)。
これにより GC にエラーステータスが生じ、GC が正しく動作しなくなる可能性があります。キャリアガス供給が止まっていないことを確認します。キャリアガス供給が止まっている場合、またはその圧力が低すぎる場合は、アラームが鳴り、GC キーパッド上にメッセージが表示されます。
これにより GC にエラーステータスが生じ、GC が正しく動作しなくなる可能性があります。キャリアガスのチューブが圧迫されていないことを確認します。キャリアガスのチューブが圧迫されていると、アラームが鳴り、GC キーパッド上にメッセージが表示される場合があります。