[注入バルブクリーニング]セクションで、現在の注入の後に最大4つのバルブ切り替え時間を指定することが可能です。
クリーニング手順は、現在のサンプルが注入された直後、すなわちオーバーラップ注入の開始前でも実施されます。オーバーラップ注入をバルブクリーニングと併用するときは、バルブ切り替えをオーバーラップ注入の開始前に行わなければなりません。つまり、すべてのバルブ切り替えに要する時間は、オーバーラップ注入に設定した時間よりも短くする必要があります。
時間 1 から 4 は、バルブが切り替わる時間です(注入時間を基点)。
時間 1 |
注入バルブがメインパスからバイパスに切り替えられる時間。 |
時間 2 |
注入バルブがメインパスとバイパスの間で最初に切り替えられる時間。 |
時間 3 |
注入バルブがメインパスとバイパスの間で二番目に切り替えられる時間。 |
時間 4 |
注入バルブがメインパスとバイパスの間で三番目に切り替えられる時間。 |
[時間] 2、3、および 4 については、バルブをメインパスからバイパスに切り替える回数を [バルブ動作]フィールドで指定することができます。最大値は 2 です。デフォルト値は 1 です。 |
切り替えの時間は昇順で指定してください。それぞれの時間を[オフ]にすることも可能です。1 番目のバルブ切り替えと 2 番目のバルブ切り替えの間、および 2 番目のバルブ切り替えと3 番目のバルブ切り替えの間では、[注入クリーニング]セクションで指定した洗浄容量で洗浄が実行されます。
具体的な使用例については、以下を参照してください。