作業内容
SQ 機器ステータスペインの項目には、以下の意味と機能があります。
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最初のアイコンは、現在のメソッドの測定パラメータテーブルのすべての行がポジティブ極性であることを示します。 2 番目のアイコンは、現在のメソッドの測定パラメータテーブルのすべての行がネガティブ極性であることを示します。 アイコンがこの 2 つのアイコン間で切り替わる場合、現在のメソッドには、ポジティブの行とネガティブの行が少なくとも 1 つずつあります。ただし、切り替わるのが早すぎてわからないこともあります。 測定パラメータテーブルの行は、メソッド>測定(LC/MS)セクションで設定できます。 このアイコンの横には、イオン源のタイプが表示されています。 イオン源がマルチモードイオン源(MMI)である場合は、イオンモード(ESI、APCI または ESI+APCI)も表示されます。
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LC ストリームダイバータバルブ位置(MS または廃液) このアイコンは、LC ストリームがマススペクトロメータに向かっているのか廃液に向かっているのかを示します。 LC ストリームの向きは、デバイスペインを右クリックして LC > MS または LC > 廃液を選択して変更します。 この値は、ショートカットメニューで[キャリブラント]をクリックしてキャリブラントをオンまたはオフにすると自動的に更新されます。キャリブラントをオンにすると、LC ストリームは廃液に向かいます。 この値は、手動で MS に戻せます。 メソッドでのダイバータバルブの向きの変え方については、「タイムテーブルの編集(LC/MS)」を参照してください。 |
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このアイコンは、キャリブラントがオンかオフかを示します。 アイコンがグレー表示になっていなければ、キャリブラントはオンです。 ショートカットメニューをクリックしても、キャリブラントがオンかオフかを確認できます。 キャリブラントがオンの場合は、[キャリブラント]コマンドの横にバブルが表示されます。 キャリブラントのオン/オフは、このデバイスペインを右クリックして、ショートカットメニューで[キャリブラント]コマンドを選択して切り替えられます。
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[機器ステータス]ウィンドウで SQ デバイスを右クリックすると、コンテキストメニューにコマンドが表示されます。
SQ がオンの場合、分析を開始することができます。ドライガス流量、ネブライザー、ドライガス温度は、現在のメソッドの設定値に設定されます。電圧はオンになります。APPI イオン源が設置されている場合は、APPI UV ランプをオン、オフできます。
バルブは変更されません。
MS はスタンバイ状態で、実行の準備はできていません。
四重極温度は 100 ℃に設定します。
ドライガスヒーター温度は 300 ℃に設定します。
APCI が設置されている場合は、ベーポライザードライガス温度は 325 ℃に設定します。
APPI が設置されている場合は、APPI ランプをオンにするかオフにするかは選択できます。
ネブライザー圧力は 15 psig に設定します。
ドライガス流量は 3 SLPM 窒素に設定します。
「ストリーム」セレクタバルブは[LC -> 廃液]に設定します。
キャリブラントがオンなのかオフなのかを示します。キャリブラントがオンの場合は、このコマンドの横にバブルが表示されます。
LC ストリームを MS に向かわせるか、廃液に向かわせるかを示します。
MS を大気圧にベントします。機器を再度、適切な真空にするには数時間を要するので、警告メッセージが表示されます。真空度は、[機器ステータス]ウィンドウの[SQ]タブでモニタできます。
MS システムを真空排気して高真空を達成します。真空排気プロセスが終了すると、MS はスタンバイ状態になります。真空排気は、MS が高真空となるまで続きます。真空度は、[機器ステータス]ウィンドウの[SQ]タブでモニタできます。
APPI イオン源の UV ランプをオン/オフにします。
オートチューニングファイル、またはチェックチューニングファイルをリストから選択するダイアログボックスを開きます。その後、そのオートチューニングまたはチェックチューニングのレポートを確認できます。