ランプセクション(LC/MS)

[チューニング]にあるセクションのうち、チューニング > マニュアルチューニング > イオン光学系セクションチューニング > マニュアルチューニング > MS セクション、およびチューニング > マニュアルチューニング > 検出器セクションの 3 つはランプパラメータ用です。

これらの各タブでは、ランプに関する 3 つのセクション、ダイナミックランプテーブルランプ、およびランププロットが使用可能です。

ダイナミックランプテーブル

このセクションは非表示にできません。このセクションは、パラメータのリストとステータスセクションの間にあります。「ダイナミックランプ」と書かれているところの上にある矢印をクリックすると、このテーブルが表示されます。

同一のチューニングファイル内で複数のパラメータをダイナミックにランプできますが、ダイナミックランプはパラメータごとに個別に設定する必要があります。複数のパラメータのダイナミックランプを設定するには、最初にパラメータを選択し、このセクションの値をすべて入力します。その後、別のパラメータを選択して同じ処理をします。

ダイナミックランプを設定すると、取り込む質量が変わるとパラメータ設定が自動的に変わります。ソフトウェアは、隣接する 2 つのデータポイント間で自動的に線形補間を実施します。パラメータは、質量(m/z)が変わると変化します。

パラメータ

このダイナミックランプテーブルで指定するチューニングパラメータの名前です。

有効

ダイナミックランプテーブルを使用するかどうかを決定します。

ボタン

テーブルに行を追加します。

ボタン

テーブルから選択した行を削除します。

ダイナミックランプの各ポイントに対しての質量(m/z)と値のセットです。設定できるポイント数は、6 個までです。

ランプ

[チューニング]にあるセクションのうち、

このセクションは、これらセクションそれぞれの下部に表示されます。

ランプパラメータ

ランプできるのは、チューニングパラメータの一部です。ランプできるパラメータは、ユーザーインターフェイスに青色で表示されます。

6125C、6130C、6135C では、フラグメンタスキマーオクタポール DCオクタポール RFレンズ1 DCレンズ2 DCレンズ2 DC RF Offレンズ2 RFレンズ2 RF PhaseMS DCおよびアイリスのパラメータがランプできます。

6120 では、フラグメンタスキマー 2オクタポール DCオクタポール RFレンズ1 DCレンズ2 DCMS DC、およびアイリスのパラメータがランプできます。

これらのパラメータは、[チューニング]でパラメータをランプできるセクションのどこからでもランプできます。

開始

ランプに使用する下限の値です。

終了

ランプに使用する上限の値です。

ステップ

ランプに使用するステップサイズです。

設定時間(ms)

ステップサイズでパラメータを変更した後に待つ時間(ミリ秒)です。

[ランプ]ボタン

選択したパラメータのランプを開始します。

ランププロット

プロット

ランプ]ボタンをクリックすると、プロファイル質量セクション(チューニング > マニュアルチューニング > MS セクション)で選択した各質量に対し、選択された範囲で選択されたパラメータがランプされます。

[適用]ボタン

選択したパラメータをプロットで選択したポイントに設定します。このボタンは、ダイナミックランプテーブルを変更するものではありません。

[消去]ボタン

[プロット]ウィンドウから現在のプロットを削除します。

関連項目

チューニング > マニュアルチューニング > イオン光学系セクション

チューニング > マニュアルチューニング > MS セクション

チューニング > マニュアルチューニング > 検出器セクション