フラクションターゲット質量のメソッドオーバーライドパラメータを使用すれば、メソッドに含まれているフラクションコレクション トリガーシグナルの化合物名、モノアイソトピック質量、および分子式をオーバーライドできます。フラクションコレクション ピークトリガーシグナルと、そのフラクションコレクション トリガーシグナルに対するすべての機器設定は保持されます。シーケンスのフラクションターゲット質量列に複数の化合物を指定することにより、1 つのフラクションターゲット質量を複数回オーバーライドできます。マスベースのフラクションコレクションメソッドの設定方法と、フラクションターゲット質量を[メソッドのオーバーライド]フィールドで使用する方法については、「シーケンスでフラクションコレクション パラメータをオーバーライドする場合の規則(LC/MS)」を参照してください。
メソッドを開発します。「LC/MS シングル四重極のメソッド編集」を参照してください。
[シーケンス]をクリックします。
[シーケンス]を開きます。
必要に応じて、[取得]をクリックします。このイメージでは、取得がすでに選択されています。
[シーケンス]ウィンドウで、プロパティとオプションの情報を入力します。詳細については、シーケンスの実行(LC/MS)を参照してください。
シーケンステーブルにオーバーライドの列を追加します。
ウィンドウの左側にあるナビゲーションペインで、注入 > テーブルをクリックします。
シーケンステーブルの左上にある をクリックします。[列を選択]ダイアログが開きます。
[メソッドをオーバーライドする列]オプションを選択します。
SQ: T1 フラクションターゲット質量 1 列、SQ: T2 フラクションターゲット質量 2 列、および/または SQ: T3 フラクションターゲット質量 3 列を選択します。
メソッドをオーバーライドする列を追加し、列に値を入力すると、その列がシーケンスに表示されていない場合でも、メソッドのオーバーライドが実行されます。そのパラメータに対してメソッドのオーバーライドが実行されないようにするには、該当する値を消去してください。
オーバーライドされていない元のメソッドのフラクショントリガーシグナルはすべて、元のメソッドで指定されているとおりに測定されます。
[OK]をクリックします。
シーケンス情報を入力します。詳細については、シーケンスの実行(LC/MS)を参照してください。
SQ: T1 フラクションターゲット質量 1 列、SQ: T2 フラクションターゲット質量 2 列、および/または SQ: T3 フラクションターゲット質量 3 列で、各化合物の分子式またはモノアイソトピック質量、任意で化合物名を入力します。「シーケンスでフラクションコレクション パラメータをオーバーライドする場合の規則(LC/MS)」を参照してください。分子式またはモノアイソトピック質量の入力は必須です。
フラクションコレクションターゲット質量のオーバーライドは、アクティビティログに記録されます。
[実行]をクリックします。