スケジュールチューニング ダイアログ(LC/MS)

チェックチューニングまたはオートチューニングは、設定した間隔で実行されるようにスケジュールできます。[スケジュールチューニング]ダイアログには 2 つのペインがあります。左側のペインでチェックチューニングまたはオートチューニングを選択します。右側のペインには、選択したチューニングの現在のスケジュールが表示されます。

右ペインで、[スケジュール]を選択して有効にし、チューニングを[週単位]または[月単位]で実行するかを選択します。

週単位]を選択すると、毎週実行するスケジュールのオプションが表示されます。

  1. チューニングを何週間ごとに実行するかのスケジュールを入力します。1 を入力すると、そのチューニングは毎週スケジュールされます。2 を入力すると、そのチューニングは隔週でスケジュールされます。3 を入力すると、そのチューニングが 3 週間ごとにスケジュールされます。1 から 99 までの値を入力します。

  2. チューニングを実行する曜日を 1 つ以上指定します。

  3. 開始]日を選択します。手動で日付を入力するか、calendar.png をクリックして日付を選択します。

  4. チューニングを実行する[時間]を選択します。

  5. 保存]をクリックします。

月単位]を選択すると、毎月実行するスケジュールのオプションが表示されます。

  1. チューニングを実行するタイミングを指定します。

  2. 開始]日を選択します。手動で日付を入力するか、calendar.png をクリックして日付を選択します。

    • Y か月ごとの X 日 - 毎月、実行する特定の日付を指定します。入力した日付よりも日数が少ない月がある場合は、その月の最後の日が実行予定日になることを説明するメッセージが表示されます。この変更は[]ボックスに反映されます。何か月毎に繰り返すかの値も指定することができます(1 から 99 まで)。1 を指定した場合、チューニングは毎月指定された日に実行されます。2 を指定すると、そのチューニングは隔月で実行されます。

    • Y か月ごとの X 曜日] - その月の特定の週の特定の曜日を指定します。オプションには、第一第二第三第四、および最終があります。次に曜日を選択し、何か月毎に繰り返すかの値を入力します(1 から 99 まで)。1 を指定した場合、チューニングは毎月指定された曜日と週に実行されます。2 を指定すると、そのチューニングは隔月で実行されます。

  3. チューニングを実行する[時間]を選択します。

  4. 保存]をクリックします。

オートチューニングとチェックチューニングは、ユーザーインターフェイスで定義されたスケジュールに従って開始されます。

  • スケジュールされたチェックチューニングまたはオートチューニングの実行は、シーケンスの実行やシングルサンプルの分析が行われていない時間に限られます。

  • 機器がビジー状態の場合、スケジュールチューニングは延期されるか、スキップされます。

  • チェックチューニングが許容値の範囲外になった場合、失敗したものと同じ極性のオートチューニングが自動的に開始されます。

  • デバイスがオフラインまたはエラー状態の場合、スケジュールチューニングは実行されません。

  • オートチューニングチェックチューニングが同じ時間にスケジュールされている場合は、オートチューニングが優先され、チェックチューニングのスケジュールは無視されます。

  • スケジュールされたチェックチューニングまたはオートチューニングが実行できなかった場合、可能な限り速やかに再実行が行われます。

  • 実行できなかったオートチューニングとチェックチューニングが複数ある場合、機器が使用可能になったときにオートチューニングのみが 1 回だけ実行されます。

  • チェックチューニングのみ 1 回以上実行できなかった場合は、機器が使用可能になったときにチェックチューニングが 1 回実行されます。

  • スケジュールされたチューニングが指定時間に実行できなかったことは、アクティビティログに追加されます。

  • スケジュールチューニングの実行中は、[チューニング中断]以外のすべてのチューニングボタンが無効になります。クライアント/サーバーシステムの場合、OpenLab のコントロールがない場合にスケジュールチューニングを実行すると、すべてのボタンが無効になります。

  • 作成されたチューニングレポートは、クライアント/サーバーシステムの各クライアントで表示されます。

  • スケジュールされたオートチューニングを実行しようとした際に現在のイオン源では対応できなかった場合、オートチューニングがそのイオン源ではサポートされないことを明記したメッセージがログに記録されます。