ここでは、ライブラリの UV スペクトルを自動で検索する解析メソッドの設定方法について説明します。メソッドは以下の方法で使用できます。
測定:
シングルサンプルまたはシーケンスに解析メソッドを指定します。データが解析され、UV スペクトルはデータ解析を開くことなく測定時に検索されます(測定終了時の解析)。
データ解析:
そのメソッドを使用してデータを解析または再解析すると、UV スペクトルが検索されます。
ここでは、ライブラリの UV スペクトルを自動で検索する解析メソッドの設定方法について説明します。
準備
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解析メソッドウィンドウで、スペクトル分析 > UV ライブラリ検索ノードを選択します。
積分されたピークの UV ライブラリ検索を自動に実行のチェックボックスを選択します。
スペクトルの検索対象を、同定ピークのみ、同定されていないピークのみ、またはすべてのピークにするかを選択します。
ピークとそのスペクトルに、どのシグナル(たとえばすべてのシグナルまたは DAD1A など)を含めるか定義します。ドロップダウンリストから、シングルシグナルまたは複数のシグナルを選択または選択解除します。
検索するピークの最小面積を % で定義します。
ライブラリ検索パラメータを入力します。これらは、マニュアルでライブラリ検索したパラメータと同一です。
ライブラリ | 関連するライブラリです。 |
最小一致スコア | ライブラリからの類似スペクトルを、一致と見なすために必要となる一致スコア。 範囲は 0 ~ 1000(1000 はスペクトルが同一でなければならないことを意味します)。 |
開始波長、終了波長 | 検索に使用された波長範囲。 検索に使用されなかった波長範囲は、結果スペクトルの背景がグレーで表示されます。 |
最大ヒット # | デフォルトでは、最大 10 件の結果が表示されます。 |
プレフィルター用のスペクトル RT +/- | リテンションタイムが類似しているスペクトルに検索結果を限定するオプション。 |
結果をレポートするため、注入レポートの追加を検討します。注入レポートの自動作成を参照してください。
解析メソッドを保存します。
保存された解析メソッドを測定またはデータ解析で使用してデータを解析します。
注記
測定で解析メソッドを使用する場合には、以下の操作を行ってください。
測定を開始する OpenLab CDS ユーザーには、関連するライブラリに対して、少なくても表示アクセス権が付与されていることを確認します。アクセスコントロールは、Library Manager の Web インターフェイスで設定します。
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