クロマトグラムレポートアイテムを使用して、クロマトグラフシステムの検出器シグナルをレポートに印刷することができます。レポートアイテムには、選択したデータに含まれるすべての注入データの結果が表示されます。1つの注入データには1つ以上のシグナルが含まれます。複数シグナルでの測定を検出器で設定した場合(たとえばダイオードアレイ検出器や多波長検出器)、それぞれの注入データには複数のシグナルが含まれます。
注記
クロマトグラムに表示されるデータは、クロマトグラムが複合グループに配置されているかどうかや、複合グループのグループとフィルター設定によっても変わります。
レポートアイテムの設定に応じて、シグナルは分割グラフ、重ね描きグラフ、スタックグラフ、または等高線プロットで表示されます。
レポートアイテムブラウザのクロマトグラムカテゴリには、さまざまな種類のアイテムがあります。例:
シグナルプロットスニペットは、常に 1 つの検出器シグナルのみ表示します。クロマトグラムはシグナル ID で自動的に繰り返されます。このため、データに複数のシグナルが含まれる場合(たとえば、複数の注入や多波長検出器からのシグナル)、複数のクロマトグラムが表示されます。
マルチシグナルプロットスニペットは、同じクロマトグラムレポートアイテム内のすべてのシグナルを表示します。表示形式とグループ化の設定を定義することができます。
スケール調整済みクロマトグラムスニペットには、解析メソッドのレポート > 注入レポートノードで指定された固定スケールのクロマトグラムが表示されます。
フローレイアウトスニペットは、化合物 ID で繰り返されるグループ内に埋め込まれたクロマトグラムを表示します。クロマトグラムの時間軸は、対応するピーク開始時間と終了時間で自動スケールされます。
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