解析や再解析用に読み込まれたデータは、自動的に OpenLab CDS のレポート画面で利用できるようになります。レポートテンプレートエディタ(RTE)は、レポートテンプレートの作成に役立ちます。独自のレイアウトにしたり、既存のテンプレートに複雑な計算を追加するなどの編集が行えます。
レポートテンプレートエディタを使用するには、データ解析でレポートビューを選択します。レポートビューを表示するには、データ解析 > 結果レポートの印刷権限が必要です。権限は、コントロールパネルで設定します。
新規レポートテンプレートの作成および既存レポートテンプレートの変更には、専用のエディタを使用します。レポートレイアウトビューを開くと、最後に編集していたレポートテンプレートを開いた状態で、レポートテンプレートエディタが表示されます。ここでは、新規レポートテンプレートの作成および既存レポートテンプレートの変更が行えます。レポートレイアウトビューでプレビューされる内容は、データ解析ビューで現在読み込まれているデータに対応しています。
シングル注入レポート、シーケンスサマリーレポート、マルチシーケンスサマリーレポートなどの各種レポートタイプを作成します。
レポートテンプレートを使用することで、特定の月や年のすべてのデータなど、ユーザーが選択した限定データを含む 動的なレポートの作成が行えます。
レポートテンプレートはすべてレポート定義言語(RDL = Report Definition Language)に基づいています。これは、Microsoft® 社が提供する標準化された XML 形式です。レンダリングエンジンは Microsoft Report Viewer 2008 の仕様のすべてのルールを順守しています(https://technet.microsoft.com/en-us/library/dd297486(v=sql.100).aspx を参照)。
この形式は科学者が日常的に必要とする機能によって拡張されています。詳細については、式の使用 およびディクショナリ を参照してください。
レポートテンプレートエディタ(RTE)には、スニペットとも呼ばれるレポートアイテムがあります。スニペットは事前に設定されており、テンプレートで使うことができます。
レポートテンプレートの文書化機能によって、レポートテンプレートの内容を記録として残すことができます。この記録は PDF 形式で保存できます。文書化したファイルには、レポートアイテムのレイアウト、ならびにその計算変数、レポートパラメータ、使用した式、フィルター条件、並べ替え条件、監査証跡などのパラメータの詳細が含まれます。
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