レポートタイプ

それぞれのテンプレートには固有のレポートタイプがあります。テンプレートはレポートタイプに応じて、データが整理された特定のデータベースビューに接続されます。

レポートタイプには次のものがあります。

  • シングル注入レポートでは、現在のデータスコープ内のすべての注入データのリストが自動的に作成されます。レポートを作成すると、レポートアイテムは注入データごとに別々に表示されます。このため、注入 ID で複合グループの繰り返し設定を考慮する必要がありません。一方このレポートタイプでは、1 つのテーブルまたはマトリックス上で複数の注入結果を比較することはできません。

    レポートにシーケンステーブルを表示する場合を例にとります。2 つの異なるシーケンスから 4 つの注入データを選択していると、作成されたレポートには、注入データごとに 1 つずつ、合計 4 つのテーブルが別々に記載されます。

  • シングルシーケンスサマリーレポートでは、現在のデータスコープ内のすべてのシーケンスのリストが自動的に作成されます。作成したレポート内で、レポートアイテムはシーケンスごとに別々に表示されます。このため、シーケンス ID で複合グループの繰り返し設定を考慮する必要がありません。一方このレポートタイプでは、1 つのテーブルまたはマトリックス上で複数のシーケンス結果を比較することはできません。

    レポートにシーケンステーブルを表示する場合を例にとります。2 つの異なるシーケンスから 4 つの注入データを選択していると、作成されたレポートには、シーケンスごとに 1 つずつ、合計 2 つのテーブルが記載されます。

  • マルチシーケンスサマリーレポートでは、データは自動的にはグループ化されません。そのためレポートアイテムをグループ化する際には注意する必要があります。その代わり、異なるシーケンスのデータを比較するレポートアイテムを作成することができます。

    レポートにシーケンステーブルを表示する場合を例にとります。2 つの異なるシーケンスから 4 つの注入データを選択していると、作成されたレポートには、4 行から成る 1 つのテーブルだけが表示されます。

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