LIMS への結果をレビュー

Sample Scheduler では、シーケンスや分析の結果レポートを LIMS に手動で送信できます。レビュー機能は、LIMS に送信する前に結果を確認するオプションのステップです。

LIMS レビュー機能には、次のパラメータが含まれます。これらは、表示リボンタブのレビューのカテゴリにグループ化されています。

表: レビューパラメータ

パラメータ

説明

エクスポート日時

LIMS へ転送を選択し、LIMS 用の結果レポートがレビュー済みとスケジュールされると、日付が表示されます。

レビュー済み

分析またはシーケンスに LIMS 接続を指定して、レビュー済みチェックボックスを選択できるようにする必要があります。レビュー済みチェックボックスを選択またはクリアすることで、2 つのレビューステータス待機中レビュー中の選択ができます。LIMS へ転送ボタンを選択すると、LIMS への結果レポートの送信が確定し、チェックボックスが無効になります。

レビューステータス

次のステータスが表示されます。

待機中、レビュー中、レビュー済み、適用済み、LIMS へ転送済み。

レビューユーザー

結果をレビューし、結果レポートを LIMS に送信するユーザーの名前を表示します。

準備

  • Sample Scheduler コンフィグレーションの LIMS レビューコンフィグレーションパラメータの設定は、LIMS コンフィグレーションパラメータを参照してください。

  • 必要な権限:結果のレビューと送信(Sample Scheduler)権限はコントロールパネルで設定します(ロールタイプ管理、Sample Scheduler セクション)。

  • CDS 2.x でデータを取り込みます。

  1. レビュー関連の列が分析レビューテーブルに表示されていることを確認してください。表示リボンタブのレビュー済みをクリックし、表示するパラメータを選択します。

    列が分析レビューテーブルに追加されます。希望する場合、列ヘッダーをドラッグアンドドロップで移動させることで、列の位置を変更します。

  2. 分析レビューテーブルで、分析を選択し、結果をレビューします。

  3. まだ定義していない場合、LIMS 接続フィールドで LIMS 接続を選択します。列を表示するには、表示リボンタブから分析情報をクリックし、LIMS 接続を選択します。

    レビュー済みチェックボックスが有効になります。

  4. 結果レポートを LIMS に送信する分析のレビュー済みチェックボックスを選択します。デュアル注入のフロントとバックの分析は、それぞれ選択する必要がありますので、ご注意ください。シーケンスを選択すると、シーケンス全体をレビューし、そのすべての結果が LIMS に送信されます。

    レビューステータスの待機中レビュー中に変わります。ご自身のユーザー名がレビューユーザー列に追加されます。

  5. LIMS に結果を送信しない場合、レビュー済みチェックボックスをクリアします。

    レビューステータスのレビュー中待機中に変わります。

  6. LIMS へ転送をクリックし、選択した分析の結果レポートを LIMS に送信します。

    レビューがスケジュールされ、レビューステータスがレビュー済みとなります。結果レポートのエクスポート日時が分析レビューテーブルに追加されます。

    次の 2 つの自動ステップで、結果レポートを LIMS に渡します。

    1. 指定した LIMS 接続に割り当てられた結果フォルダーに結果レポートがコピーされます(レビューステータスは適用済み)。

    2. LIMS では、結果レポートを LIMS 結果フォルダーから収集します(レビューステータスは LIMS へ転送済み)。

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