ランキュー

Web インターフェイスのシステム設定には、ランキューのエラー処理に関するパラメータが含まれます。

表: ランキュー

パラメータ

説明

ランキューの一時停止(エラー発生時)

分析エラーが発生した場合に、ランキューがどのように動作するかを定義します。

  • 有効に設定すると、分析エラーの発生後、機器のランキューにあるすべてのアイテムがエラーで待機に設定されます。

  • 無効に設定すると、分析エラーの発生後、機器のランキューにあるすべてのアイテムが現在のステータスのままになり、自動的に再開されます。

デフォルトでは、有効に設定されています。

エラーからの復帰(分)

ここでは利用不可ステータスの分析が復帰したかを再試行する時間を指定します。有効な値:0 – 9999 (を含む)にすると再試行せずに、分析は直ちにエラーステータスになります。

エラーからの復帰時間内に機器の再接続

Sample Scheduler からの分析が利用不可、適用済みまたは分析中ステータスの間に実行中の機器が切断された場合、Sample Scheduler Acquisition Agent が接続を再度確立しようとします。

接続が 15 秒以内に復帰しない場合、以下のことが発生します。

  • 対応する機器のキューにある適用済みまたは実行中ステータスの分析が利用不可ステータスになります。

  • エラーからの復帰に設定した時間のカウントが開始されます

  • これらの分析の最終更新日が現在の日時に設定されます

  • Acquisition Agent が機器の接続を再試行し続けます

エラーからの復帰時間内に機器が再接続されると、以下のことが発生します。

  • 分析の進行状況の表示が復帰し、分析ステータスが更新されます

  • 分析依頼が機器/CDS のランキューから削除されてしまった場合、分析ステータスはエラーとなり、分析ステータスを復帰できませんでした。というメッセージが表示されます。

エラーからの復帰時間が経過しても機器が切断されたままの場合、分析ステータスは利用不可からエラーになり、分析ステータスを復帰できませんでした。というメッセージが表示されます。

注記

再接続は、対応する Sample Scheduler ログファイル内のプロセスログに警告レベルで記録されます。

エラーから復帰の時間内に再接続が可能な場合:

  • 分析の進行状況の表示が復帰し、分析ステータスが更新されます

  • 分析依頼が機器/CDS のランキューから削除されてしまった場合、分析ステータスはエラーとなり、分析ステータスを復帰できませんでした。というメッセージが表示されます。

エラーからの復帰時間が経過しても機器が切断されたままの場合、分析ステータスは利用不可からエラーになり、分析ステータスを復帰できませんでした。というメッセージが表示されます。

再接続は、対応する Sample Scheduler ログファイル内のプロセスログに記録されます。

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