コマンドのデフォルト値

このセクションでは、LIMS により作成された不完全なコマンドに割り当てられるデフォルト値をシステム管理者が設定できます。

表: デフォルト値

パラメータ

説明

OpenLab デフォルトユーザー

コマンドにユーザーが定義されていない場合に使用されるデフォルトのユーザーです(Sample Scheduler クライアントで分析テーブルのユーザーの列に表示されます)。

OpenLab デフォルトプロジェクト

コマンドにプロジェクトが定義されていない場合に使用されるデフォルトのプロジェクトです。

デフォルトの結果名

XML コマンドから測定を実行するとき、XML コマンドに定義されていない場合に使用されるデフォルトの結果名です。

ファイル名には、CDS トークンと Sample Scheduler トークンを使用できます。

Sample Scheduler コンフィグレーションのシステムコンフィグレーションタブのデフォルトの結果名は <D> <SEQ> です。シーケンス名の先頭または末尾の空白は削除されます。

デフォルトの結果パス

結果を保存するときに使用されるデフォルトのパスです。

(ECM 3.x をデータストレージとして使用する場合は無効)

Windows セッションのユーザーがアクセスできるパスを定義してください。

デフォルトのデータファイル

新規分析に関連付けるデフォルトのデータファイル名です。

ファイル名には、CDS トークンを使用できます。

デフォルトサンプル名

新規分析に関連付けるデフォルトのサンプル名です。

ファイル名には、CDS トークンと Sample Scheduler トークンを使用できます。

初期分析ステータス

分析の初期ステータスで、待機中またはスケジュールです。

完了分析のデフォルト保存時間

LIMS 接続が指定されていない分析の場合、分析が完了ステータスになると、完了分析のデフォルト保存時間(単位:時間)の経過後に分析が削除されます。0.00 に設定すると、完了した分析はデータベースから削除されません。

完了分析のデフォルト保存時間を 1 時間未満に設定する場合は、小数形式を使用します。小数点以下 2 桁まで定義できます。

デフォルトのサンプル名とデフォルトの結果名を定義するため、定義済みの名前(トークン)の組み合わせを使用することができます。これらのトークンは、分析を起動する CDS から提案されるか、Sample Scheduler コンフィグレーションのクライアントセクションに定義されている Sample Scheduler 分析変数です。

サンプル名、結果名、データファイル名については、リストにあるトークンから選択できます。

注記

Sample Scheduler がインストールされているコンピューターでタイムゾーンを変更した場合、Sample Scheduler のトークンおよび分析パラメータで使用されるタイムイベント(予定開始時間など)を新しいタイムゾーンの時間に更新するために、コンピューターを再起動してください。

表: サポートされているトークン

パラメータ

説明

サンプル名

測定メソッド <AMX>

機器名 <I>

ローカル日時 <D>

設定した書式のローカル日付 <CD>

解析メソッド <PMX>

ローカル日時(短い形式) <DS>

ユーザー名 <U>

バイアル <V>

LIMS によって作成された ID <ID>

分析変数 i [i=1 ~ 5] <A1> ~ <A5>

Lims ID i [i = 1 ~ 3] <LID1> ~ <LID3>

シーケンス名 <SEQ>(シーケンスのみ)

結果パス

このパラメータは、ECM 3.x をデータストレージとして使用する場合は無効となります。

機器名 <I>

ローカル日時 <D>

ローカル日時(短い形式) <DS>

ユーザー名 <U>

分析変数 i [i=1 ~ 5] <A1> ~ <A5>

シーケンス名 <SEQ>

結果名 (シングルラン)

測定メソッド <AMX>

機器名 <I>

ローカル日時 <D>

設定した書式のローカル日付 <CD>

解析メソッド <PMX>

サンプル名 <S>

ローカル日時(短い形式) <DS>

ユーザー名 <U>

バイアル <V>

LIMS によって作成された ID <ID>

分析変数 i [i=1 ~ 5] <A1> ~ <A5>

Lims ID i [i = 1 ~ 3] <LID1> ~ <LID3>

結果名 (シーケンス)

機器名 <I>

ローカル日時 <D>

設定した書式のローカル日付 <CD>

ローカル日時(短い形式) <DS>

ユーザー名 <U>

シーケンス名 <SEQ>

結果名 (デュアル注入)

機器名 <I>

ローカル日時 <D>

設定した書式のローカル日付 <CD>

ローカル日時(短い形式) <DS>

ユーザー名 <U>

データファイル

サンプル名 <S>

測定メソッド <AMX>

機器名 <I>

ローカル日時 <D>

解析メソッド <PMX>

ローカル日時(短い形式) <DS>

ユーザー名 <U> バイアル <V>

デフォルトの結果名:<S>_<D>_テスト

結果名:サンプル名_日時_テスト

×