分析パラメータの自動入力

Sample Scheduler for OpenLab には、オートフィルトリガーオプションを使用した、分析用の自動コマンド完了メカニズムが用意されています。LIMS によって作成された不完全なコマンドに情報を追加し、それを Sample Scheduler のデータベースに入れることを目的としています。LIMS が完全な XML コマンド(Sample Scheduler での分析)を作成できない場合、コマンドの不足パラメータ値が自動的に入力されます。

自動入力は、特定のパラメータを同じ組み合わせで実行することが多い場合は(たとえば注入ソースまたは測定メソッドが特定されている機器)、手動で作成する分析に対しても役立ちます。これらのパラメータを必須フィールドとして定義する代わりに、一定のパラメータ(プロジェクトや機器など)を Sample Scheduler コンフィグレーションのコマンドタブでオートフィルトリガーとして設定できます。該当するトリガー(一定の機器など)を用いて、(LIMS、クライアント、または Web インターフェイスにより)分析を作成すると、対応するパラメータがバックグラウンドで自動的に定義されます。

自動完了機能は、分析のテンプレートを含むオートフィルテーブルに基づいています。これらのテンプレートは、コマンドを完了するために使用されるオートフィル値と、手動で作成する分析で構成されています。

オートフィル機能を使用するには、以下の操作を行ってください。

  1. コマンドタブでオートフィルトリガーリストを設定します。

  2. オートフィルタブのオートフィルテーブルに、テンプレートを作成します。

×